ゼミ・研究室紹介

Seminar and Labゼミ・研究室紹介

このページでは、そんな疑問を解決する各学科の学びをご紹介します。
フェリスの先輩たちの学びを通して、入学後の姿を想像してみてください。
大学案内パンフレットに載せきれなかったエピソードもご紹介します。

2023大学案内パンフレット p.63 スピンオフ・ストーリー

グローバル化による可能性と問題を
さまざまな角度から考える

国際交流学部 国際交流学科 杉之原 真子 教授

専門分野
#国際関係論 #国際政治経済 #比較政治経済

自分の考えは絶対ではない 多様な見方や文化があることを受け入れ柔軟な学びを

グローバル化する社会と政治経済は、格差社会や移民、ジェンダー問題をはじめ日常のさまざまな事柄と密接に関わり合っています。例えば、先進国において移民は主に労働力として受け入れられ経済発展につながりますが、個々の生活や文化の面で摩擦が起きることも。ゼミではこうした国際経済の発展に伴うあらゆる問題を取り上げ、全体像を理解し、どう改善すべきかを議論します。
ただし、問題は複雑に絡み合い、簡単には解決できないものばかりです。その複雑さを理解した上で問題の本当の原因はどこにあるのかを探り、多様な視点を受け入れ、最善策を考えること。その力を養うことで、学生の皆さんには変化する世の中に対応していってほしいのです。
多くの人にとって、政治や経済は遠い話や難しい話のように感じられるかもしれません。しかし、いつも使っている日用品などもグローバル化する社会と政治経済に関わっています。その関わり合いについて、まずは身近なところから興味を持ってほしいと思います。

LGBTや格差社会の諸問題
少しでも改善するためには、
議論を続けることが大切

国際交流学科 4年 宮城・仙台育英学園高等学校出身

LGBTを差別する政策がいくつかの国で新たに打ち出されたり、何気なく買っているファストファッションの背景に、劣悪な労働環境を強いられる労働者が存在していたり、世界には弱い立場で苦しんでいる人々が多くいます。ゼミでは、こうした問題も含め、政治経済に関わるグローバルな題材を取り上げて議論しています。 ファストファッションにまつわる労働問題については、私たちの生活にとても身近なテーマであるにも関わらず、事実を知らなかったことに大きなショックを受けました。では、どうすれば問題を改善できるのか。価格設定やブランディングを工夫するなどの解決案をいくつも考えましたが、その都度新たな問題が浮かび上がるばかりで答えはそう簡単に出ません。議論するなか感じたのは、自分が「当たり前」だと思っていた考えも、人によってまったく異なる角度から捉えられているということ。多様な視点に触れられたのはとても貴重な気づきでした。 世界には、答えがひとつではない問題があふれています。その中で、これからも弱い立場の人々の生活を少しでも改善するため、さまざまな問題を自分ごととして捉え、どう行動すべきかを問い続けたいと思います。

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