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中国をはじめとしたアジア近現代史

中国をはじめとしたアジア近現代史

中華人民共和国建国前後の政治や経済・社会の変化を研究しています。隣国でありながら日本とはずいぶん性格の違う中国社会。中国がどうして社会主義の道を歩むようになったのか、社会主義体制下で社会がどのように変化したのかなど、日本と比較したり、国際関係の影響を検討したりしています。

いま興味があるのは、1950年代の中国の基層社会の実態です。これまで、朝鮮戦争に国民を動員するための「抗米援朝運動」が社会にどのような影響を及ぼしたのか、出征兵士の家族を援護するためにどのような施策がとられたのか、などを研究してきました。現在は、「抗米援朝運動」のひとつ「愛国衛生運動」について調べています。

「1970年代の中国展」（単著）柴田哲雄・やまだあつし編『中国と博覧会（増補版）』成文堂 2014.12

「1950年代中国における出征兵士家族援護」（単著）『教養諸学研究』135・136合併号 早稲田大学政治経済学部教養諸学研究会 2014.3

「抗米援朝運動の広がりと深化について」（単著）奥村哲編『変革期の基層社会』創土社 2013.2

『中国建国初期の政治と経済』（単著）御茶の水書房 2007.10

1995年3月　東京都立大学人文科学研究科史学専攻修士課程修了
2001年3月　東京都立大学人文科学研究科史学専攻博士課程単位取得退学

2003年9月　博士（史学）（東京都立大学）