音楽学部

音楽芸術学科

Department of Musical Arts

音楽を通じて、創造力と豊かな感性、コミュニケーション能力を育む

近年人々はさまざまなジャンルの音楽を気軽に楽しむようになりました。音楽を耳にする場面もコンサートや音楽ソフトだけでなく、ゲームや映像、インターネットなどに広がりを見せています。また、地域・企業の文化的活動や医療・福祉の現場での療法などにも用いられており、今や音楽は社会に貢献する存在としても注目を集めているのです。
多彩なジャンルの音楽を扱う音楽芸術学科では、基礎をしっかりと身につけた上で、それぞれが関心のある専門知識や技能・表現力を学ぶことができます。総合大学という環境を生かし、幅広い教養に触れ、視野を広げることも可能です。音楽をツールとして社会に通じる学びを経験し、コミュニケーション能力や多様な価値観を理解する力を身につけた卒業生は、多方面で活躍しています。

01 学びのポイント01 音楽の基礎や社会とのつながりを学んだ上で、多彩なジャンルから専門を深める

音楽的な基礎力の習得からスタートし、音楽と社会のつながりを実践的に体験するアクティブ・ラーニング科目群の学びを経て、 10 の専門ゼミで学修・研究を深めることができます。

  1. 音楽基礎(1 年次~)

  2. アクティブ・ラーニング科目群(2 年次~)

    • ビジネス&
      文化創造フィールド
    • 音楽マインド
      フィールド
    • エデュテインメント
      フィールド
  3. 専門ゼミ・卒業プロジェクト(3・4 年次)

    • 音とメディアテクノロジー

      デジタルメディアによる音楽の表現

    • 映像と音楽による表現

      映像と組み合わせた音楽の表現

    • サウンドデザイン

      音に関わる幅広い課題へのアプローチを探究

    • 音楽ジャーナリズム

      フリーペーパー制作を通して取材・発信の手法を学ぶ

    • ポピュラー音楽

      バンド活動を通してJ-POPと洋楽を実践的に学ぶ

    • ミュージックカルチャー&ビジネス

      ビジネスの視点から、音楽活動の可能性を探る

    • 作曲・編曲

      音楽作品の創作を学ぶ

    • 舞台芸術

      ミュージカルやオペラの舞台制作・上演に取り組む

    • 音楽教育

      音楽指導における演奏や言葉の伝え方を学ぶ

    • 共演コミュニケーション

      出張コンサートを通して演奏会のマネジメントを学ぶ

02 学びのポイント02 パフォーミング・アーツ科目で高度な技能・表現力を修得

「演奏技術や表現力をより向上させたい」というニーズに応えるのがパフォーミング・アーツ科目です。学生は時間割の都合に合わせて、15分、30分、45分の3コースから選んで受講できます。一人ひとりのレベルに合わせて演奏・表現技術を磨く「個人レッスン」や、演奏公演・舞台公演をめざして履修者全員がステージをつくり上げる「グループ実技」、ICTやAIなどの先端技術を応用した音楽をグループレッスンで学ぶ「ミュージック・テクノロジー・ラボ」、さらに教員免許取得をめざす学生に向けて、教員に必要な音楽の基礎知識を学ぶ「教職グループ実技」を設けています。

パフォーミング・アーツ科目

個人レッスン

初心者から上級者までレベルに応じた個人指導で、演奏・表現技術を磨きます。

声楽、ボイストレーニング、ジャズ・ヴォーカル、器楽※、伴奏法、室内楽、作編曲、 DTM 、邦楽(三味線)

※…オルガン、チェンバロ、ピアノ(クラシック)、ピアノデュオ、ピアノ共演(歌曲・器楽)、キーボード(ジャズ・ポップス)、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サクソフォーン、ホルン、トランペット、トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、ギター

ミュージック・テクノロジー・ラボ

ICTや AI など最先端の技術を応用した音楽を学びます。(全学年対象、基本的にグループレッスンで実施)

Digital Fabrication Lab.、Media Art、Movies、IoT(Internet of Things)、AI Technology and Music、Digital Technology Marketing

グループ実技

演奏公演、舞台公演を目標に、履修者全員で高いレベルのステージをつくりあげていきます。

キリスト教音楽、ピアノデュオ、アンサンブル弦楽、フルートアンサンブル、アンサンブル管楽、アンサンブル管弦楽、室内楽、ミュージカル、キーボード・インプロヴィゼーション、声楽アンサンブル、オペラ、バレエ、ダンス

教職グループ実技

教員免許取得をめざす人の授業です。グループレッスンによる指導で実力の定着を図ります。

声楽、ピアノ、伴奏・即興演奏、聴音・音楽理論、初見視唱・初見視奏

パフォーミング・アーツ科目担当教員(2025年度担当予定)

ヴォーカル
  • 氏名 担当科目 経歴 学生へメッセージ
    土屋広次郎 声楽(バリトン) 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究独唱科修了。二期会オペラスタジオマスタークラス修了。国際ロータリー財団親善奨学生としてイタリアへ留学。
    A. ボレッリ(ソプラノ歌手)、L. ベレンゴ(元スカラ座コレペティト−レ)に師事し各地にて演奏活動。オペラ「フィガロの結婚」等の喜劇から正歌劇まで幅広いレパートリーで多くのプロダクションにて出演。
    新国立劇場主催の「賢い女」や神奈川芸術フェスティバル「ハーメルンの笛吹き男(一柳慧作曲 世界初演)」など多くのオペラに出演。
    バッハ「マタイ受難曲」の宗教曲、「ベートーヴェン・第九」等のコンサートソリストとしても活動。
    遣唐使・円仁を題材とした音楽劇「円仁」(主演)はNHK総合・NHKワールドで放送され、全国発売されたCD「大切なこと」はNHKラジオの【ユアソング(心に残る新しい歌)】として毎日2ヶ月間放送された。
    BS-TBS「日本名曲アルバム」エンディング演奏等、メディアにも多数出演。近年では教育と娯楽の「Edutainment Concert」トークコンサートを国内外で展開している。
    平成12年度文化庁インターンシップ研修員。横浜音楽文化協会会員。横浜ホッチポッチミュージックフェスティバルアドバイザー。二期会会員。
    声楽の歌唱で、オペラだけでなく歌曲、ミュージカル、ポップス、ジャズ、ボサノヴァなど様々なジャンルの曲を歌ってきた経験からオールジャンル指導します。「歌うことが苦手だけど上手くなりたい!」「声楽のスキル上げたい!」という人も大歓迎!テクニックを学ぶだけでなく、探究心、表現力(コミュ力)などを実践で学び、社会スキルも身につけられる楽しいレッスンをしています。
    増田弥生 声楽(メゾソプラノ) 宮崎県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科を松田トシ賞を得て卒業。
    明治安田生命クオリティオブライフ文化財団の奨学生として、ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科に留学。
    帰国後、東京藝術大学大学院修士課程(独唱)、新国立劇場オペラ研修所を修了。更に文化庁派遣芸術家在外研修員、ロームミュージックファンデーション音楽在外研究生として2009年までウィーンにて研鑽を積む。
    2004年新国立劇場『ファルスタッフ』ページ夫人で本格的なオペラデビューを飾り、東京二期会『ワルキューレ』でフリッカに抜擢され高い評価を得た。
    主にドイツオペラをレパートリーとし、新国立劇場『ワルキューレ』(ジークルーネ、ヴァルトラウテ)、二期会『ばらの騎士』(アンニーナ)、『ルル』(ゲシュヴィッツ令嬢)などを演じて好評を博している。
    コンサートではバッハの受難曲、「メサイア」、「第九」等宗教曲のアルトソロの他、ドイツ歌曲や日本歌曲によるリサイタルにて活躍の場を展開している。
    第71回日本音楽コンクール声楽部門(歌曲)、第10回友愛ドイツ歌曲コンクール第1位。二期会会員。
    パフォーマンスにおいて基盤になること(身体に合った発声、歌詞や作品の理解、発音、音程など)を丁寧に指導してまいります。「高い塔を立ててみないと、新たな水平線は見えてこない」〜皆さんの溢れるチャレンジ精神を、精一杯サポートしたいと思っております。
    宮部小牧 声楽(ソプラノ) 東京藝術大学卒業。同大学院修士課程オペラ専攻修了。在学中に安宅賞受賞。文部省派遣交換留学生として渡墺。
    明治安田生命文化財団助成をうけて、ウィーン国立音楽大学オペラ科及びリート・オラトリオ科に学び、後者を修了。
    ヨーロッパ各地のマスタークラスで研鑽を積む。友愛ドイツ歌曲コンクール優勝、セルトゲンボス国際声楽コンクール、日本音楽コンクール入賞。
    ラインスベルク国際音楽祭、東京室内歌劇場、びわ湖ホール主催公演の他、「メサイア」「第九」「フィガロの結婚」「魔笛」「愛の妙薬」「椿姫」「リゴレット」「ラ・ボエーム」「ナクソス島のアリアドネ」「電話」等のオペラや各種コンサートに出演。
    鳥井俊之作曲オペラ「雪女の恋」には創作段階から携わり、主役こゆきを演じた。シュレーカーのオペラ「クリストフォロス」日本初演に出演。ドイツ歌曲を中心としたコンサート活動も継続して行っている。
    二期会、日本声楽アカデミー各会員。フェリス女学院大学、聖徳大学、洗足学園音楽大学講師。手賀の郷ジュニアコーラス主宰。
    声は心と直結した素晴らしい楽器で、一人一人の声が世界でたった一つの宝物です。皆さんの特性と希望に合わせて、楽しくレッスンを行っていきます。思いきり声を出して心も健康に!
    様々な国の歌に触れることで、世界に目を向け、将来を豊かに広げていきましょう♪
    山村尚子 ソプラノ 大分県立芸術短期大学声楽科、東京藝術大学声楽科卒業。同大学院修了。二期会オペラスタジオ第39期修了時に優秀賞を受賞。第59回読売新人演奏会出演。
    第38回西日本出身新人紹介演奏会にて西日本新聞社賞受賞。第32回日伊声楽コンコルソ入選。「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役でオペラデビュー。
    その後「フィガロの結婚」伯爵夫人「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ「魔笛」パミーナ「ラ・ボエーム」ミミ「椿姫」ヴィオレッタ「蝶々夫人」タイトルロール「アンドレア・シェニエ」マッダレーナ「ファウスト」マルグリート「こうもり」ロザリンデ役ほかに出演。またソプラノソロとしてモーツァルト「レクイエム」ブラームス「ドイツレクイエム」ヴェルディ「レクイエム」フォーレ「レクイエム」ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」ヘンデル「メサイア」ベートーヴェン「第九」ほか多数の演奏会に出演。二期会会員。フェリス女学院大学非常勤講師。
    声楽を担当する山村尚子です。既にそれぞれが自分の楽器を持っている「歌」は誰にでも気軽に始めることができます。その唯一無二であるあなたの楽器のポテンシャルを効果的に引き出すお手伝いができればと思います。
    有坂美香 ボーカル
    (ゴスペル、R&B、Jazz、Hip Hop)
    神奈川県鎌倉出身。港区観光大使。
    幼い頃から歌とダンスに慣れ親しみジャズ、ソウル、ゴスペル等に強い刺激を受け15歳で渡米、約10年間本場仕込みのパフォーマンスと歌唱法を身につける。
    1998年バークリー音楽大学(ボストン)卒業。帰国後から現在まで数々のアーティストのツアーやレコーディングに参加。同時に子供と大人が一緒に歌う大型ゴスペルバンド 有坂美香&The Sunshowersを結成。2年連続楽天イーグルスの試合で国家斉唱。
    音楽学校メーザーハウス(20年閉校) 、大手芸能事務所やレコードレーベル等ではボイストレーナーや歌唱指導にあたっており、数々のアーティストや芸能人からの信頼も厚い。
    2015年から5年、港区文化芸術祭では300人を超える港区民のゴスペル指導を務め港区観光大使に就任。
    近年、TBS「ものまね頂上決戦」で審査員としてTV出演。

    主な作品
    2005年 機動戦士ガンダムSeed Destiny 2期エンディングテーマLife Goes On(オリコンデイリー1位記録)
    2008年『Aquantum』(Pony Canyon)
    2013年『Sunshower!!』
    当校にてゴスペルレッスンが出来ますこと、大変光栄です!このクラスはゴスペルの素晴らしいハーモニーと活き活きとしたリズムにのって、全身を使い楽しく歌います。Joyful JoyfulからThis Is Meなどのゴスペルスタイルを取り入れた馴染みやすい楽曲から、新旧交えた本格的なゴスペル曲を、初心者でもわかりやすく、正しい英語の発音も学びながら楽しくレッスンします。皆さんのご参加お待ちしてます♪
    斉田佳子 ジャズヴォーカル 米国バークリー音楽大学ヴォーカル科卒業。
    宮川泰ビッグバンドでハワイ公演、台湾国立音楽堂コンサートに出演。
    リーダーアルバム"Bluesette"では憧れのハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンス、ケニー・ワーナー、オスカー・カストロ・ネヴェスも迎え、夢のレコーディングが叶った。
    ライブやイベント活動の傍ら、コーラスアレンジ、英語作詞まで手掛け、リーダーアルバム5枚リリース。教則本出版。
    2024年2月にアメリカ、ボストン、Futura Studioにてレコーディングしたバラード特集アルバム”Back In Time To Boston”をリリース。
    昭和音楽大学ジャズ科、フェリス女学院大学非常勤講師。
    2017年東京、自由が丘にてVocal School DADAを設立
    ジャズは難しいと思う方が多いと思いますが、自由度が高い音楽で、好きなキーで、好きのリズムで、好きなテンポで、他の楽器とセッションすることができます。
    ただそれには基本的なルールを学ぶことが必要です。私のレッスンでは、まず、自分が好きな曲(32小節程度のなるべく短めが好ましい)を選んでもらいます。セッションしやすい譜面の書き方もお伝えします。
    この曲が、リズムやテンポ、キーを変えるだけでこんなにも変化するということを体験してもらい、それにあった歌い方を一緒に考えてみるというレッスンが出来たらと思っています。
鍵盤楽器
  • 氏名 担当科目 経歴 学生へメッセージ
    新井啓泰 ピアノ(クラシック) 東京藝術大学を卒業後、文化庁新進芸術家海外派遣制度派遣員として渡欧。ドイツ国立ハンブルク音楽大学、イタリア・ペスカーラ音楽院にてディプロムを取得。帰国後、国立音楽大学大学院修士課程を修了。
    イタリア・カラブリア国際ピアノコンクール・ディプロマ賞など国内外のコンクールで入賞多数。東京文化会館や浜離宮朝日ホールで定期的に開催したソロリサイタルはいずれも好評を博した。サントリーホール及び東京文化会館大ホールにて催された、40年を超える伝統を持つ『第九と皇帝』において、ベートーヴェン作曲ピアノ協奏曲第5番「皇帝」のソリストを度々務めたほか、多くのオーケストラと共演している。
    エフエム栃木レディオベリー「音楽のミナテラスとちぎ」番組パーソナリティーを務めるほか、下野新聞「日曜論壇」の記事投稿など、多方面で活躍している。 宇都宮短期大学音楽科教授・学科長、フェリス女学院大学非常勤講師。
    フェリスの自由な校風の中で得た伸びやかな感性を、ピアノで自己表現することにつなげていきましょう。
    初心の方は、楽器に触れることや音楽する楽しさを、中級の方は、音楽の意味を感じながら演奏する良い趣味を、本格的に学ぶ方は高いレベルの完成度や表現法を身につけます。
    それぞれの個性を活かし、自分のペースで成長できるよう指導していきます。
    北原葉子 ピアノ フェリス女学院短期大学音楽科卒業、同大学専攻科修了。
    その後フランスに留学。パリのエコール・ノルマル、スイス・ジュネーブのコンセルバトワールで研鑽を積む。
    帰国後、東京藝術大学音楽学部助手、フェリス女学院音楽学部助手・非常勤講師を勤める。
    また、リサイタルのほか、米良美一をはじめとした室内楽・合唱の伴奏を行う。
    山岡優子、安川加寿子、エドソン・エリアスの各氏に師事。日本ピアノ教育連盟会員。
    皆さんそれぞれの個性を大切に、聴衆の前で自己表現として演奏することの楽しさを身に付け、卒業後も生涯にわたってピアノと関わっていくことができるように一緒にがんばりたいと思っています。
    清水将仁 ピアノ(クラシック) 東京藝術大学を首席で卒業。在学中に安宅賞を受賞。また、芸大定期にて芸大オーケストラと共演。
    東京藝術大学大学院を首席で修了。クロイツァー賞を受賞。
    アムステルダム・スウェーリンク音楽院(オランダ)を卒業、国家演奏家資格を取得。帰国後、東京文化会館、すみだトリフォニーホールなどにてリサイタルを開催、好評を博す。
    数々のソロリサイタルの他、オーケストラとの共演、室内楽、伴奏、レコーディングなど、幅広く演奏活動を行っている。
    また、コンクールの審査、各地での講習、レッスンなど、後進の指導にも積極的にあたっている。
    これまで、新谷規子、野口明子、H.C.ステファンスカ、田辺緑、W.ブロンズの各氏に師事。日本演奏連盟会員。クロイツァー記念会会員。
    全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。現在、洗足学園音楽大学教授、フェリス女学院大学講師。
    ピアノ演奏の基礎をしっかりと身につけ、自分自身が考え、感じたことをピアノで表現できるように、また学生それぞれの目標やレベルに合わせて丁寧に指導することを心がけています。
    末松茂敏 ピアノ 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業。同大学音楽学部卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。
    ハンブルク音楽大学卒業。第60回日本音楽コンクール入選。エリーゼ・マイヤーコンクール第2位。第17回飯塚新人音楽コンクール大賞受賞。
    藝大オーケストラ、シベリウス音楽院交響楽団とラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番を、岡山若い芽のオーケストラとベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を、バルトフィルハーモニックオーケストラとショパン クラコヴィアクを共演。日本ショパン協会、ヴァン・クライバーン日本委員会主催のリサイタルをはじめ、日本、アメリカ、ドイツにてリサイタルを開催。
    2003年から2021年まで、横浜市青葉区のフィリアホールでほぼ毎年、ヴァイオリニストの天満敦子氏と共演。
    J.S.バッハやコンクールの課題曲の講座、色々な作曲家についての講座、コンクールの審査、曲の説明をしながらのトークコンサートをしている。
    フェリス女学院大学、同大学院講師。横浜雙葉中学高等学校講師。
    一人一人の学生に合ったレパートリーを考え、レッスンでは丁寧に分かりやすく教えることを心がけています。また出来るだけ多く弾くようにしています。 弾きにくいところがあれば、何が問題か考え練習の方法などを伝えます。演奏活動をしているので、本番での心構えなども話す時があります。
    西上和子 作曲、編曲、ピアノ、ピアノ伴奏 奈良県出身。
    自然溢れる奈良で幼少の頃からピアノを自由に弾く事が大好きで、自作自演を遊びに日々過ごす。
    吹奏楽部でクラリネットと出会い、管楽器の楽しさを知り、さらに自分で作曲や編曲することに興味がわく。
    天理高校卒業後、上京。
    東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。
    現在は、幅広いジャンルの作曲編曲活動、管楽器ソロ作品をはじめ、室内楽、協奏曲、校歌、また歌手の米良美一氏のために多数の編曲を手掛ける。
    その他、人気歌手のバンドとオーケストラの融合プロジェクトにオーケストレーションで参加する。
    CDプロデュース、ピアノ演奏はクラシック伴奏、即興からバンド演奏まで多岐にわたり活動している。
    フェリス女学院大学、尚美ミュージックカレッジ、講師。
    音楽を聴いたり、演奏したり、時には勇気をもらったり、慰めてもらったり。 音楽には本当にいろんな力がありますよね。 大好きな曲を上手に弾きたい、オリジナル曲を作ってみたい、あるいは音楽のもっと深く本質をのぞいてみたい、仕掛けを知ってみたい、そんなお手伝いが出来たら、と思っています。
    前田美由紀 ピアノ 東京藝術大学附属高校を経て東京藝術大学及び同大学院修士課程修了。クロイツァー賞受賞。在学中にNHK-FM「午後のリサイタル」に出演。主に東京文化会館にて定期的にリサイタルを開催。
    14歳にて国内及び西ドイツでシュトゥットガルト青少年オーケストラとハイドンピアノ協奏曲をソリストで共演。東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー、ウィーン・モーツァルト・オーケストラ等と多くの協奏曲を共演。
    また室内楽、ピアノデュオでも国内外で数多く演奏。2012年からはスタインウェイ・アーティストとして活動の場を拡げている。
    プーランク<2台のピアノのための協奏曲>共演東京交響楽団演奏会ライブCD、東京フィルハーモニー交響楽団共演モーツァルト<ピアノ協奏曲第23番>CD、シューマンとドビュッシーの作品を収録したCD≪夢≫をリリース。
    2014年9月にはハイドンソナタ集CDの収録。また多数のコンクールの審査員も務める。国際ピアノデュオ協会会員。日本演奏連盟会員。日本教育連盟会員。横浜音楽文化協会会員。スタインウェイ・アーティスト。
    フェリスの良き伝統をベースに、これまでの演奏活動、社会活動、また長年携わってきましたフェリスでの指導の経験を活かして授業に臨みたいと思います。学生の皆様とともに音楽の素晴らしさを共感、アンサンブルの魅力を展開していきましょう。
    宇内千晴 パイプオルガン 上野学園中学・高校音楽科・同大学器楽学科オルガン専門卒業。ドイツ、ヴェストファーレン州立教会音楽学校(現大学)卒業。カントール(教会音楽家)資格を取得。オルガンを廣野嗣雄、A.シェーンシュテット、J.N.ケラー各氏に師事。その後、スイスのロマムティエ、イタリアのピストイア、スペインのサラマンカで行われた国際オルガン音楽アカデミーにて研鑚を積む傍ら、同地でコンサートを行い好評を得る。ピストイア賞受賞。現在は、フェリス女学院大学と東京基督教大学で後進の指導に当たる。東京基督教大学では長年に亘り「教会音楽アカデミー公開講座」「パイプオルガンさん こんにちは」「クリスマスコンサート」などを企画し、教会音楽やパイプオルガンの魅力を伝えることに力を注ぐ。また、演奏家としてはソロやアンサンブル活動の他、神奈川県立音楽堂やフェリスメサイアでは、10数年に亘り通奏低音奏者を務める。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。日本リードオルガン協会、国際ハインリッヒ・シュッツ協会会員。府中西原キリスト教会会員。 オルガンを弾いてみたい方でしたら、どなたでも大歓迎です。一人一人の鍵盤技術に合わせたレッスンを行います。賛美歌、バッハ、そして新しい作品。鍵盤楽器の中で一番古い歴史を持つパイプオルガンの世界は、魅力がいっぱいです。是非オルガンの豊かな世界を味わってください。
    三浦はつみ パイプオルガン 東京藝術大学音楽学部器楽学科オルガン専攻卒業。ボストン・ニューイングランド音楽院にてアーティストディプロマ取得。
    オルガンを秋元道雄、廣野嗣雄、島田麗子、菊池みち子、G.ボヴェ、林佑子の各氏に師事した。日本聖公会横浜聖アンデレ教会オルガニスト。
    横浜みなとみらいホールでは1998年開館以来、23年に渡りホール・オルガニストを務め、オルガン・1ドルコンサート、子どものためのワークショップなどの企画、ホール・オルガニスト・インターンシップなど育成プログラムにも力を入れた。
    平成19年度横浜文化賞文化・芸術奨励賞、令和3年度横浜文化賞受賞。
    フェリスホールの素晴らしいパイプオルガンをぜひ体験してください。
    長久真実子 チェンバロ 東京藝術大学チェンバロ専攻卒業、安宅賞受賞。同大学院修士課程修了。
    東京藝大教育研究助手を経て、現在神奈川県立相模原弥栄高校音楽科、フェリス女学院大学、国立音楽大学各非常勤講師。
    オーケストラの通奏低音や伴奏等で活動。歌舞伎座「源氏物語」全25公演にて演奏。
    日本チェンバロ協会運営委員。
    チェンバロ独特の奏法や、バロック時代の時代背景を知り、当時の文化を感じることを大切にしています。
    バロックとは今から300〜400年前の芸術様式です。フェリスにある素晴らしい楽器を弾くことができるも魅力の一つです。
弦楽器
  • 氏名 担当科目 経歴 学生へメッセージ
    戸田弥生 バイオリン 演奏家 大学生活では、一気に時間が経ちますが、充実した生活を送って欲しいです。
    目標を持って頑張ってください。
    渡部基一 ヴァイオリン ヴァイオリンを江藤俊哉氏、同夫人アンジェラ氏に師事。また英国にてユルゲン・ヘス氏に師事。
    桐朋学園在学中、東京国際室内楽コンクール、第57回日本音楽コンクール入選。桐朋大学コンチェルトオーディションに選ばれ、秋山和慶氏(指揮)と共演。桐朋学園大学最優秀卒業の一人に選ばれ、第61回読売新人演奏会に出演し、タングルウッド音楽祭にも招かれる。演連(文化庁助成)によるデビューリサイタルを開催。NHK-FMリサイタル等に出演。
    米国インディアナ州立大学大学院に留学しディプロマ取得。ハイフェッツの愛弟子ユーバル・ヤローン氏、マウリシオ・フックス氏に師事。また室内楽を堤剛氏、ジョルジュ・シェボック氏等に師事する。
    帰国後、江藤俊哉ヴァイオリンコンクール等の審査員を務める。
    2003~2004年、新日本フィルハーモニー交響楽団客員コンサートマスター、2005~2006年、東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター就任。
    現在、フェリス女学院大学講師。サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー、日本各地のオーケストラでゲストコンサートマスター、かながわ音楽コンクール審査員、その他ソロ活動等を行っている。
    大学生活では様々な経験をして、人間的にも幅が広がる時期です。しかしやはり何と言っても学生の本業は勉強です。充実した学びが無かったら充実した大学生活とは言えないでしょう。
    私の専門はヴァイオリンです。レッスンではyoutube等では絶対に習得できない“体験”を心がけています。生徒が真面目に取組む程、価値のある“体験“が出来るよう私も努力しております。皆さんに充実した大学生活を送って欲しいと願っています。
    中村静香 ヴァイオリン/ヴィオラ 桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。全額スカラシップを受けアスペン音楽祭に参加。
    文化庁芸術家派遣在外研修員としてジュリアード音楽院に留学。第52回日本音楽コンクール第一位。
    及び増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞受賞。第29回海外派遣コンクール特別表彰。
    第3回日本国際音楽コンクール入賞。鷲見三郎、海野義雄、小林健次、川崎雅夫、ドロシィ・ディレイの各氏に師事。これまでに、NHK交響楽団等、各オーケストラと共演し、各地の音楽祭にも出演している。2003年に大垣音楽祭でヴィオラのソロ・デビューを果し、その後はヴァイオリンとヴィオラ双方で、活躍の場を広げている。
    2年に1度開く自主企画のリサイタルでは、ヴァイオリン曲とヴィオラ曲を織り交ぜた、意欲的なプログラムを展開している。アート・ユニオンより「シューベルティアーデ」等のCDをリリース。
    現在、桐五重奏団、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。
    ソロや室内楽で活躍する他、東京音楽大学准教授、フェリス女学院大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
    ヴァイオリンを初めて手にする皆さんには、基本的なことからわかりやすく、そして、もっともっと腕を磨きたいという皆さんには、音楽的な表現方法など、より専門的なことを一緒に学んでいきたいと思います。
    どなたにでも理解できて、そして少しでもレヴェルアップを実感してもらえるようなレッスンを行っていきたいと考えています。
    井上雅代 チェロ 東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
    鎌倉学生コンクール・チェロ部門第1位、鎌倉教育委員会賞。ピアノ教育連盟主催室内楽コンクール・トリオ部門第2位。東京文化会館新進音楽家デビューコンサートに出演。神奈川県および横浜市新人演奏会に出演。
    これまでにフェリス音楽教室講師、フェリス女学院大学音楽学部非常勤副手、桐朋学園大学嘱託演奏員、北鎌倉学園音楽科講師を務める。
    現在ヴィルトオーゾ横浜メンバー、洗足学園音楽大学 非常勤講師。コンサート企画プロデュースも行っている。
    大学で学んだ事が生きていく上で支えになり、音楽を楽しめるために不可欠なコミュニケーション、他者と共感すり力、個性を大切に指導していきたいと思います。
    藤村俊介 チェロ 桐朋学園大学音楽学部卒業。日本音楽コンクール チェロ部門第2位。安田謙一郎、ペーター・ブック氏に師事。マイスターミュージックよりソロCDを多数リリース。NHK交響楽団において30年近くチェロ次席奏者を務める。現在、NHK交響楽団チェロ奏者の他、ソロ、室内楽奏者として後進の指導にも力を注いでいる。 チェロを弾けるようになるトレーニングもさることながら、音楽の素晴らしさや楽しさも同時に感じて貰えるようなレッスンを目指しております。
    市川 雅典 コントラバス 川崎市出身。18才でコントラバスを始め、1994年桐朋学園大学音楽学部卒業。
    同大学在学中カナダ・ヴィクトリア国際音楽祭に参加。同大学研究科を経て1995年にNHK交響楽団入団。
    その後も度々カナダに渡りゲーリー・カー氏に師事。これまでにヴィクトリア・サマーミュージックフェスティバル、宮崎国際室内楽音楽祭、霧島国際音楽祭、軽井沢国際音楽祭などに参加。
    2011年アメリカ・サンフランシスコで開催されたIBS国際コントラバス協会コンベンションのファイナルコンサートに招かれピアノのハーモン・ルイス氏と共演。
    また各地でソロリサイタルを開催するなど、ソロ、室内楽の分野でも活躍している。現在 NHK交響楽団次席奏者、桐朋学園大学音楽学部准教授、フェリス女学院大学非常勤講師。
    初心者には基礎テクニックから、中級以上の楽器経験者には表現力豊かな演奏を目指し、丁寧に指導いたします。オーケストラでは最も低い音を受け持つパートですが、高音域では人の声と同じように甘く歌うこともできるとても魅力的な楽器です。
    宮原真弓 ハープ 桐朋学園大学卒、同大学研究科修了。オーストリア・ウィーンに留学。1989年より32年間に渡り東京フィルハーモニー交響楽団のハープ奏者を務める。現在、フェリス女学院大学、東邦音楽大学講師。日本演奏連盟会員、日本ハープ協会副会長。 グランドハープ(ペダルハープ)を楽しく弾きましょう。クラッシックだけでなくポップスや映画音楽などもハープで試してみませんか?初心者の方も、吹奏楽でちょっと弾いたことがある方も大歓迎です。
    東音河野文 長唄三味線方 東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業、一般社団法人長唄東音会三味線方、一般社団法人長唄協会会員 三味線をまったく弾いたことがない方でも童謡から歌舞伎音楽まで、本格的に学び、確実に三味線を弾くことができるようになります。グローバル社会に対応していくために必要な「特技」 として、古臭いと思われがちな日本の伝統音楽を学ぶことで新たな世界を広げましょう。
    6弦ちゃん エレキギター 3歳からピアノや和太鼓を習い、10歳でギターと出会う。その年から都内ライブハウスにてバンド演奏を始め、各種イベントにも多数出演。中学生で作曲を始め、今までに3枚ミニアルバムを制作。高校生で3ピースバンドを組み、オリジナル曲やその場での即興ジャムセッションなども交えながらライブ活動を勢力的に行う。この頃から横浜のギタースクールにて女性を中心に講師業を始める。また、YouTubeに現代のJ-POPを中心とした演奏動画を投稿し始める。現在チャンネル登録者数は3万人を超える。 私のレッスンには教科書がありません。その方の好みやレベルに合わせてその場でレッスンを考えていきます。そのため、お好きな曲をご自身のペースで楽しく学んでいただけるかと思います。また様々なジャンルにも精通しているため、どのような曲にも対応可能です。(例:ギターが入っていない曲にアレンジしたギターフレーズを入れることなども可能です。)最高にかっこいいギターという楽器を、一緒に楽しく学んでいきましょう!
    高原未奈 エレキベース 織田哲郎、浜田省吾、松山千春のサポートミュージシャンとして活動していたベーシスト・関 雅夫氏に師事。
    2012年に行われたベーシスト・音楽プロデューサーの亀田誠治氏が主催するベースコンテスト「第一回亀田杯ベース選手権大会」にファイナリストとして進出し、その後ベーシストとして私立恵比寿中学、堺正章、ジェジュンなど様々なアーティストのライブやレコーディングのサポートや、YAMAHAの商品デモンストレーションや、楽器店によるベースセミナーなどを行う。
    2012年よりMusicSchoolオトノミチシルベにてベースレッスンを開始し、初心者、未経験者から上級者まで幅広く教えている。
    2014年には教則DVD「彩る! 和音ベース~弾き方とフレーズ集~」、2022年には教則本「人気曲ではじめる!ベース・コード弾き」を発売
    ベースはバンドの中で一見地味に見えるパートですが、ベースラインが変わるとグッと曲が華やぎますし、ベースのリズム次第で曲のグルーヴはまるで変わります。とても面白く奥深い楽器ですが、押さえる弦も弾く弦も1本なので、初心者の方が始めやすい楽器でもあります。興味がある方は、是非一緒に楽しみましょう。
管楽器
  • 氏名 担当科目 経歴 学生へメッセージ
    井出 朋子 フルート 東京芸術大学及び同大学大学院修士課程を修了。
    第76回日本音楽コンクール第一位、併せて吉田賞、加藤賞、E・ナカミチ賞受賞。数多くのコンクールに入賞。
    ソロ演奏、室内楽、国内主要オーケストラやオペラ、バレエ、吹奏楽の演奏や客演等、各地で幅広い演奏活動を行っている。富士市文化奨励賞受賞。フルートアンサンブル「ふるり」主宰。研究分野は「フルート吹奏時における諸問題について」及び「循環呼吸法」。
    フェリス女学院大学、武蔵野音楽大学非常勤講師。
    演奏をする上で大切なことは何でしょう。
    技術、知性、感性、精神(心)。たくさんあるでしょう。
    しかし「音楽が好き」という気持ちに勝るものはありません。「好き」は困難を乗り越える最大のエネルギーになります。
    自分の心から沸き上がる音楽の歓び・楽しさを味わえるよう、サポートしていきます。
    櫻田はるか クラリネット 国立音楽大学卒業、卒業演奏会、ヤマハ新人演奏会出演、桐朋オーケストラアカデミー研修課程及び研究科修了後渡仏、ヴェルサイユ地方国立音楽院、パリ12区立音楽院修了
    第3回東京音楽コンクール木管部門入選、第2回クラリネットアンサンブルコンクール一般B部門第1位、ヤングプラハ国際音楽祭にソリストとして出演、日本演奏連盟主催オーディションに合格し、東京オペラシティリサイタルホールにて、リサイタル開催
    いずれは社会に羽ばたく学生の皆様に、クラリネットを通じて音楽の深みや表現の引き出しを増やしていけるよう、レッスン致します。管楽器の中でも最も音域が広いクラリネットは、多くの名作曲家達が魅了された楽器です。したがって数々の名曲があるので、ご一緒に学べる事を楽しみにしております。
    小森慶子 サックス、クラリネット(ポピュラー系) 国立音楽大学をクラリネット専攻で卒業後、ジャズやポピュラーの分野でクラリネットおよびサックスで演奏活動を開始。高円寺百景、渋さ知らズ、佐藤允彦&SAIFAなどのグループのメンバーとしてNorth Sea Jazz Festival、Rock In Opposition 、フジロックフェスティバル、そのほかさまざまな国内外のジャズおよびロックのフェスティバルに出演。2023年には世田谷パブリックシアター主催の音楽劇『ある馬の物語』(演出:白井晃、音楽監督:国広和毅)においてサックスカルテットの一員としてソプラノサックスを担当。現在も自己のグループ、そのほかのバンドやセッションで演奏活動を続けている。クラリネットを大橋幸夫、小笠原長孝、サックスを宮地傑、松風鉱一の各師に師事。 必要な演奏技術を磨きつつ、ポピュラー音楽を通じて自分なりの表現を一緒に考えるレッスンです。希望があった際、またはこちらが必要と判断した場合はクラシックのエチュードも用いながら、奏法を研究し表現力のブラッシュアップを目指します。レッスンを通じて自分の可能性をどんどん広げていきましょう。
    平賀美樹 サクソフォーン 洗足学園音楽大学卒業。東京藝術大学別科修了後、渡仏。パリ10区ベルリオーズ音楽院及びセルジー・ポントワーズ地方音楽院修了。
    ピカルディー・ヨーロピアン音楽コンクール名誉1等賞、UFAMパリ国際音楽コンクール1等賞及びアドルフサックスコンクール(L'Hay-les Roses)第2位。
    2013年 マイスター・ミュージックより1stアルバム「水晶の籠 -La Cage de Cristal-」を、翌年には2ndアルバム「ル・バル -Le Bal-」をリリース。(サクソフォーンカルテット・アテナ)
    2024年 Studio N.A.T.より1stアルバム「虹〜Arc-en-Ciel」をリリース。(Circle A Sax!!)
    現在、ソロ、アンサンブルをはじめ、国内主要オーケストラや吹奏楽団のエキストラとして演奏活動する傍ら、中・高等学校吹奏楽部等のサクソフォーン講師として後進の指導にもあたる。
    「Saxophone Quartet athena」「Ensemble Otto Voci」「Circle A SAX‼︎」バリトンサクソフォーン奏者。
    【平賀美樹 Official Site 】https://www.ga-hirabaribari.com
    魅力的で表情豊かな音色、そして優れた機能性を持つサクソフォーンという楽器を通して、スケールやエチュードの教本を用いた基礎技術力の向上と共に、オリジナル作品やアレンジ作品等、幅広い年代・ジャンルの楽曲に触れながら、自らが発信できる音楽表現の可能性を追求していきましょう!
    阿部ちさと トランペット 東京音楽大学付属高校を経て東京藝術大学を卒業。
    ナルボンヌ国際金管五重奏コンクール特別賞など。
    都立総合芸術高校非常勤講師。
    楽器の奏法の上達はもちろん、演奏が楽しい!の実感を大切に、是非一緒に学びましょう!
    小倉史生 トロンボーン 東京芸術大学大学院修士課程修了。
    トロンボーンを伊藤 清、首藤健一各氏に師事。
    また、草津国際音楽アカデミーにて I. バウスフィールド氏のマスタークラスを受講。
    現在トロンボーン奏者としてオーケストラや吹奏楽等で活動しているほかに、トロンボーンの前身である古楽器のサクバット奏者として古楽オーケストラ等に参加。
    サクバットアンサンブル「プロジェクトS」 メンバー。
    「歌うように演奏して」
    よく聞く言葉ですが、実際には簡単な事ではありません。
    少しでもその理想に近づくお手伝いが出来ればと思っています。
打楽器
  • 氏名 担当科目 経歴 学生へメッセージ
    加藤 勲 ドラムセット、ラテン・アフロ系パーカッション 日本のポップスバンドのドラマーとしてデビューした後に、スタジオやセッションの現場でプロ活動を始める。次第にラテンパーカッションの演奏をドラムセットに取り入れて、様々な音楽ジャンルの演奏に関わる。プロ活動の中で他者とは違う独自の音楽表現能力を身に着ける為に、音楽の盛んな都市であるアメリカ合衆国のロス、ニューヨーク、シカゴ、ニューオリンズや、キューバのハバナ、トルコのイスタンブール等で現地の音楽家らとセッション活動を行う。くわえて演奏技術習得の補足として、身体動作についてアレクサンダー・テクニークを学び、踊りとリズムの関連性をインターロック・メソッドから学ぶ。
    ブラジルのソウザリマ音楽大学にて、打楽器(ドラムセットとラテン・アフロ系パーカッション)演奏を学ぶ。在学中に「リオのカーニバル」として知られる、サンバ・パレードを行うエスコーラ・ジ・サンバ(Escola de Samba)に打楽器奏者として複数の団体に参加する事で、ブラジルの文化の文脈で演奏経験を積む。沖縄県立芸術大学 音楽芸術研究科に進学し、エスコーラ・ジ・サンバを主な対象としてその音楽のリズムを分析した。
    YAMAHA, Zildjian, Contenporânea, アサプラ社らとエンドース契約を結ぶ。
    ドラムやラテン・アフロ系パーカッションに興味を持っている皆さんへ。 授業ではラテン・アフロ系やポップスなど様々な音楽ジャンルのリズムやフレーズに触れる機会を作り、ドラムやパーカッションでそれを豊かに表現するためにはどのような演奏技術や知識が必要なのかを教えます。「ドラムを演奏できるようになりたい」「作曲の為にドラムを知りたい」どんな理由でも大丈夫です。一緒に音楽のリズムの持つ可能性を探求していきましょう。
制作
  • 氏名 担当科目 経歴 学生へメッセージ
    中西宣人 DTM、サウンドデザイン サウンドデザイナー、楽器デザイナー。1987年生まれ。日本大学芸術学部音楽学科情報音楽コースを卒業後、東京大学大学院学際情報学府に入学し、多様な奏法に対応する音楽インタフェースやデジタル楽器の開発と研究に従事。
    「The Cell Music Gear」、「B.O.M.B.」、「POWDER BOX」など開発したデジタル楽器が、Asia Digital Art Award 優秀賞, 電子工作コンテスト優秀賞、Laval Virtual ReVolution“Residence”などに選出されている。また、これらの楽器を用いた演奏活動を国内外で行っており、千代田芸術祭2014音部門 岸野雄一賞、Georgia Tech’s Margaret Guthman Musical Instrument Competition 2017ファイナリストなど、入選歴がある。
    現在は、センサー開発企業や教育機関とのデジタル楽器の共同開発、開発した楽器を用いた演奏活動を国内外で行うなど、音と音楽を中心として多角的に活動している。
    現在、フェリス女学院大学音楽学部准教授。株式会社A-KAK取締役。
    音楽制作ソフトは一見難しく、敷居が高いように感じる人も多いと思います。特に最初は「何から始めたら良いかわからない」ということもあるかと思います。
    「PA制作」のレッスンでは、音楽制作ソフトのインストールから基本的な使い方、また本格的な音楽制作やサウンドデザインまで学習状況に合わせてサポートしていきます。 是非PAレッスンを通して幅広い音楽の世界に触れ、新たな創作や制作にチャレンジしてみてください。
    次郎丸智希 作曲・編曲 ピアノ 作曲家・ピアニスト・朗読家。福岡出身。大阪大学文学部卒(音楽学)、同大学院修了(ドイツ文学)、神戸大学大学院人間発達環境学研究科・博士課程修了(人間表現専攻)。ピアノを村上稔子、南部明子、片岡みどり、声楽・伴奏法を永井和子、朗読を花むらてんの各氏に師事。第17回万葉の歌音楽祭・大賞、第28回TIAA全日本作曲家コンクール(重唱・合唱の部)第1位受賞。文学と音楽両面からアプローチする独自の作風で多くの作品を発表。自作詩による作品も好評を得る。現在、フェリス女学院大学・音楽学部音楽芸術学科・准教授、お茶の水女子大学講師、女声アンサンブル「グーター・コンパス」代表。主な作品に、『アマビヱ三部作』、独唱・重唱・合唱のための『百人一首によるうた』『万葉名歌集』、混声合唱と童声のための『堺かるた唄』、カンタータ『まかる空~竹取物語より~』、ミュージカル『星の王子さま』『真夏の夜の夢』他多数。自作の講習会を不定期に開催する他、You Tubeチャンネル「次郎丸智希」にて過去の作品・演奏・朗読動画『銀河鉄道の夜』を好評配信中。 作曲家・ピアニスト・朗読家として、言葉と音楽をテーマに活動をしております。人間の生活に不可欠な言葉、それにむすびつく音楽。どちらもわたしたちの根幹にかかわるものです。人々の生きる力となってきた先人たちの作品に学びながら、自分なりの音楽語法を探求し、作曲に挑戦してみましょう。どんな名作も最初の一歩、最初の一音から始まります。自ら作る経験は、演奏や自己表現にも生かされることでしょう。
舞台芸術
  • 氏名 担当科目 経歴 学生へメッセージ
    志摩李々子 クラシックバレエ 神奈川県出身。3歳よりバレエを始める。
    7歳より乃羽バレエスクールに入学し、乃羽ひとみに師事。
    17歳でローザンヌ国際バレエコンクールへ出場、第16回全国舞踊コンクールin Nagoyaでは第1位を受賞。YAGP2007年日本予選にてトップ12、NYCファイナルに選出され、香港バレエ団に研修生として入団。
    現在、乃羽バレエ団に在籍。乃羽バレエスクールの指導者として、後進の指導にもあたる。
    また、フェリス女学院大学では2012年より、前任の乃羽ひとみ氏のアシスタントをし、現在は後任として非常勤講師を務めている。
    バレエの基礎レッスンを通して、技術はもとより舞台人としての姿勢、歩き方、ドレスでの身のこなし等の美しさを身につけるコースから、ダンサーや新体操、スケート、バトン等に必要な身体づくりのレッスンを行っております。
    また、半年間の授業の最後には「公開試験」を行っており、普段のレッスン風景からグランドバレエのワンシーンまでのプログラムで、観る方にも分かりやすい舞台となっております。
    笠井博美 ヒップホップダンス、ジャズダンス 6歳より三井京子にクラシックバレエ、大学から石黒節子にモダンダンスを師事。
    また並行して日本舞踊からストリートダンスまで幅広くジャンルを横断し、創作性、独創性を重視したダンス指導者となる。
    学校におけるダンス教育を専門とし、部活指導では担当クラブを複数回の全国優勝に導く。
    お茶の水女子大学舞踊教育コース卒業。
    現在は ICU大学、秀明大学非常勤講師。ICU高校ダンス部コーチ。
    初心〜初級者対象なので安心してチャレンジできるクラスです。音楽活動や舞台活動をしている人、自分の表現の幅を広げたい人、バレエ→ヒップホップなどジャンルの壁を越えたい人に向いているクラスです。

カリキュラム


※このカリキュラム表は本サイト用に編集しています。
※2024年度入学案内から抜粋しています。

学びのデザイン例

音楽×テクノロジー

たとえ楽器が弾けず、楽譜が読めなくても、機器を用いることで誰でも手軽に作曲ができる現代。音楽に関連するテクノロジーは、飛躍的に進化し続けています。音楽芸術学科では、ミュージックテクノロジーを扱う講義を幅広く展開し、これからの音楽業界を牽引する人材を養成しています。

音楽×社会

音楽は単なる娯楽だと捉える人がいるかもしれません。しかし、音楽が無くなった社会は、きっとひどく寂しいものになることでしょう。フェリスでは、出張コンサートの企画・運営など、学生が音楽を用いて社会や地域と積極的に関わることができる機会を多く設けています。社会をより良いものにする、そんな可能性に満ちた音楽の力を体感しましょう。

音楽×芸術

「演奏技術や表現力をより向上させたい」というニーズに応えるフォーミング・アーツ科目。学生は15分、30分、45分の3コースから選んで受講することができます。一人ひとりのニーズに応じて、高度な技術・表現力を修得する「個人レッスン」、演奏公演や舞台公演を目指して履修者全員でステージをつくり上げる「グループ実技」、ICTやAIなどの先端技術を応用した音楽をグループレッスンで学ぶ「ミュージック・テクノロジー・ラボ」などを自由に選択できます。

音楽×メディア

音楽は、「演奏表現とデジタル技術」、「音楽教育と国際文化」、「音楽と語学」など他の分野と学際的に学ぶことで、これからの社会において重要な分野となるでしょう。音楽の基礎、そして最新の技術を身につけることで、デジタル音楽制作・企画広報力・音楽教育・演奏表現など、さまざまな領域で多様なビジネスチャンスを見つけましょう。

4年間の学びのステップ

音楽芸術学科では、1年次に少人数形式で基礎的な知識・技能の定着を図る「基礎演習」、2年次に幅広い分野から音楽と社会との関わりを実践的に学ぶ「応用演習」を履修します。3年次の「専門ゼミⅠ・Ⅱ」では各自の関心が高いテーマに沿って専門ゼミに分かれ、学びを深めていきます。そして、4年次の「専門ゼミⅢ・Ⅳ」では担当教員の指導のもと「卒業プロジェクト」に向けて専門性を高めます。「卒業プロジェクト」では『卒業論文』または『卒業制作及び副論文』のいずれかを選択し、研究・制作・発表を通してプロジェクトを完成させていきます。

1年次 基礎演習、2年次 応用演習、3年次 専門ゼミⅠ・Ⅱ、4年次 専門ゼミⅢ・Ⅳ&卒業プロジェクト

キャリア

音楽の学びを通して新たな価値を創造するとともに、人と社会を結ぶためのツールとしての音楽の知識やスキルを習得し、あらゆるシーンで活躍する人材を育成しています。
コミュニケーション能力や多様な価値観を理解する力を身につけた卒業生は、一般企業への就職から音楽に関わる仕事まで、さまざまな方面に進んでいます。

取得可能な資格・免許

  • 中学校教諭一種免許状/音楽
  • 高等学校教諭一種免許状/音楽
  • 日本語教員養成講座修了証(専修、主専攻、副専攻)
就職者数36名