もったいないを、おいしいへ。「フードロス」と「地産地消」をカタチにしたコラボパン第3弾

エコキャンパス研究会

葉山ボンジュール

概要

フェリス女学院大学エコキャンパス研究会は、相鉄ローゼン株式会社の子会社である株式会社葉山ボンジュール(横浜市西区)と協働し、「フードロス削減」と「地産地消」をテーマにしたサステナブルなパン・デザートの企画に取り組んでいます。 2024年から続く本連携は今回で第3弾となり、学生は環境に配慮した素材選びや商品コンセプトの検討、完成イメージの提案など、企画のアイデア部分を担当しました。 日常的に選ぶパンを通して地域資源を活用し、環境負荷の低減とおいしさの両立を目指しながら、「毎日の“おいしい”が、未来の環境を守る行動につながる」ことを発信しました。

本プロジェクトは2024年にスタートし、「地産地消」や「フードロス削減」をキーワードにした商品づくりに継続して取り組んできました。 第3弾となる今回は、学生が食材の候補や味わいの方向性、どのようなシーンで食べてほしいかといったイメージを出し合い、その意見をもとに葉山ボンジュールの職人が実際のレシピや製造方法を検討し、商品として形にしました。

ラインアップは、ヤシ砂糖を使ったやさしい甘さのシュガートースト、植物由来の食材を中心に仕立てたアサイーボウル、規格外などのさつまいもを活用した「もったいないスイートポテト」に加え、神奈川県産やまゆりポークと海老名産トマトを使用したカレーパン(既存商品)の4種類です。 これらは葉山ボンジュール全18店舗で2025111日~1130日の期間限定商品として並び、多くの来店客の皆様に手に取ってもらいました。​

また、112日・3日に開催されたフェリス女学院大学の大学祭でも販売され、学生たちはブースで取り組みの背景や狙い、地産地消・フードロス削減の大切さを来場者に伝えました。

Voice 学生の声

文学部日本語日本文学科 3年

西山 光穂

大学祭ではたくさんの方にご来場いただき、また私たちの企画したパンをお手に取っていただきありがとうございました。 お客さまと直接お話しする中で、「地元の食材を使っていてうれしい」「フードロスの取り組みを知るきっかけになった」という声を多くいただき、自分たちの想いがしっかり届いたことを実感しました。 今後も、日常の中で環境を意識した選択ができるような発信を続けていきたいです。