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教員紹介

SONG, Han

宋 晗 (そう かん)

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職位

准教授

専門分野

和漢比較文学

教育・研究内容の紹介

一般性と固有性を中心軸にすえて漢文を研究しています。文学には独創性が求められますが、珍しい表現=価値とは限りません。文学には作者と読者の間に交わされた約束事があります。約束事をいかに扱うか、いかに新しい約束事を取り付けるかに作者の力量が示されます。この過程で生まれた漢文の優れた表現に注目しています。

主要な教育研究成果

『平安朝文人論』(単著)
出版社:東京大学出版会
発行:2021年3月

平安朝文学のもう一つの顔に、漢文学があります。本書では、漢文学の担い手である文人の精神史をたどり、平安朝文学史を見つめ直すことを試みました。

主要業績 論文

「「詠懐詩」における回想の手法」(単著)『東方学』2021.01

論文

「「梅花歌序」表現論」(単著)『国語国文』2019.09

論文

「嵯峨朝詩人の私性と詩壇の関係――隠逸思慕を中心に――」(単著)『国語国文』2018.08

論文

「隠棲後の兼明親王の文学――孤高と閑適――」(単著)『和漢比較文学』2015.08

学歴

2014年3月 東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻修士課程修了
2018年3月 東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程修了

最終取得学位

2018年3月 博士(文学)(東京大学)

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