Academics 学部・学科

教員紹介・ゼミナール

教員紹介

INOUE, Emiko

井上 惠美子 (いのうえ えみこ)

教育研究業績詳細はこちら

職位

教授

大学院での研究指導分野

ジェンダー/セクシュアリティ教育学

専門分野

ジェンダーと教育

教育・研究内容の紹介

近代以降の日本において、女性の中等教員の行動によって、自分たちをめぐる男女差別を克服し、社会的地位を向上させてきた過程について研究しています。また、現代の幼い子どもを持つ女性の育児ストレス問題と、地域のネットワークによってそれを解決する実践にも関わっています。

主要な教育研究成果

『多文化・共生社会のコミュニケーション論-子どもの発達からマルチメディアまで-』(共著)
「女性らしさ・男性らしさはつくられる-ジェンダー視点からみた教育実践の変遷」(単著)(pp.79~103)
出版社:翰林書房
発 行:2008年6月

第二次世界大戦後の憲法や教育基本法における男女平等規定、男女平等を保障する教育の在り方について説明をした上で、戦後の「男女共学」概念の成熟のプロセスとともに、多種多様に蓄積されてきたジェンダー平等教育の学校での実践を紹介しています。

主要業績 著書

『日本PTA史』(共著)日本図書センター 2004.10

著書

『ジェンダーと教育の歴史』(共著)川島書店 2003.5

著書

『「文検」試験問題の研究-戦前中等教員に期待された専門・教職教養と学習』(共著)学文社 2003.2

論文

「生涯学習体系化と女性の学習-M型就労をめぐって-」(単著)日本社会教育学会編『生涯学習体系化と社会教育』(学会年報『日本の社会教育』第36集)東洋館出版社 1992.9

学歴

1984年3月 名古屋大学大学院教育学研究科博士課程前期課程修了
1987年3月 名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程単位認定
1990年3月 名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程満期退学

最終取得学位

1984年3月 教育学修士(名古屋大学)

前のページに戻る