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国際交流学科
学生インタビュー

朝鮮語で韓国の歴史と社会を学ぶ

学生写真

篠宮優香さん
国際交流学部3年生(2021年度)
新城道彦ゼミ
―フェリスで朝鮮語を学ぶ魅力とは?

フェリスでは、学生が望むレベルまで語学力を身につけられる、という点が魅力のひとつだと考えています。特にインテンシブ・コースは、専門科目の授業だけでなく、言語も本格的に学びたい学生にぴったりなコースです。私は、K-POPや韓国ドラマの影響でもともと朝鮮語に興味があったため、大学では朝鮮語を本格的に学び、韓国留学に行きたいという思いがありました。そのため、1年生前期から朝鮮語の授業を履修し、朝鮮語インテンシブ・コースを選択しました。

国旗を模した装飾

―どのように語学の勉強を進めていますか?

大学入学当初はハングルの読み書きや、簡単な挨拶ができる程度で、朝鮮語はほぼゼロからのスタートでした。最初は不安もありましたが、入門から始まり、「文法、読む、話す、書く、LL」といった、さまざまな角度から集中的に学ぶカリキュラムのおかげで大きく実力が伸びました。
現在は、身につけた語学力を生かしながら、更なる実力アップに向けて、韓国留学の目標と共に、日々朝鮮語の勉強に取り組んでいます。またフェリスでは、授業外でも語学カフェなどを利用して、朝鮮語学習者の同級生や先輩、先生と交流することができるので、モチベーションを維持しながら勉強するのに最適な環境が整っています。

―ゼミではどのような研究をしていますか?

私は現在、韓国社会や韓国の若者について学んでいます。かつては音楽やドラマに対する関心が大きく、その他の部分に関しては、なんとなくのイメージしかありませんでした。しかし、フェリスで朝鮮語を学んでいくうちに視野が広がり、エンターテイメントとは違う、より現実的な韓国社会の問題点や、同世代の韓国の人々に対して関心を持つようになりました。そして朝鮮語の学習は、ゼミなどを通して自身の関心分野への学びを深めていく上でも、大いに役立っています。例えば、1,2年生では、日本語の文献を基に学んでいましたが、今では朝鮮語で書かれた文献を利用しながら学ぶことができるので、より幅広い視点からの考察が可能になりました。また、以前は難易度の高かったSNSやブログなどのコンテンツを通じて、韓国の人々の、よりリアルな考えに直接触れることができるようになったのも大きな変化だと感じています。こういったことが朝鮮語の自信に繋がり、以前よりも楽しく研究を進めています。