Academics 取得可能な資格

社会調査士/認定心理士/
公認心理師

社会調査士

「(一社)社会調査協会」が認定する資格で、アンケート調査やインタビュー調査の仕方、統計処理や調査結果のまとめ方などを習得し、報告書を書いて得られる専門資格です。社会調査に関する基礎的な知識・技能をもち、実際に調査を行う際に必要な分析力と倫理観を備えた人に認められます。マスコミや企業の研究・調査・マーケティング部門、官公庁や自治体の政策部門などでこの資格が注目されています。

資格取得にも対応したカリキュラム

【グローバル教養学部 心理コミュニケーション学科】

社会調査士資格取得標準カリキュラム

本学の対応授業科目(2025年度参考)

A:社会調査の基本的事項に関する科目

心理コミュニケーションの基礎(1)

B:調査設計と実施方法に関する科目

社会・心理調査の方法(1)

社会・心理調査の方法(2)

C:基本的な資料とデータの分析に関する科目

文献・情報の集め方

D:社会調査に必要な統計学に関する科目

心理データ分析(2)

心理データ分析(3)

F:質的な調査と分析の方法に関する科目

インタビュー・面接のスキル

フィールドワークとライフヒストリー研究

G:社会調査を実際に経験し学習する科目

専門ゼミⅡA(一部ゼミを除く)

専門ゼミⅡB(一部ゼミを除く)

共生のフィールドワーク

A~G ですべての単位を修得すること。ただし、Bについては「社会・心理調査の方法(1)」もしくは「社会・心理調査の方法(2)」、Dについては「心理データ分析(2)」もしくは「心理データ分析(3)」、F については「インタビュー・面接のスキル」もしくは「フィールドワークとライフストーリー研究」、G については「専門ゼミⅡA・専門ゼミⅡB」もしくは「共生のフィールドワーク」のどちらか一方の単位を修得することが必要です。

【文学部 コミュニケーション学科】

社会調査士資格取得標準カリキュラム

本学の対応授業科目(2025年度参考)

A:社会調査の基本的事項に関する科目

コミュニケーション研究方法の全体像

B:調査設計と実施方法に関する科目

社会・心理調査の方法

C:基本的な資料とデータの分析に関する科目

文献・情報の集め方

D:社会調査に必要な統計学に関する科目

データを数量から読み解く

F:質的な調査と分析の方法に関する科目

インタビュー・面接のスキル

フィールドとライフヒストリー分析を学ぶ

G:社会調査を実際に経験し学習する科目

コミュニケーション専門ゼミⅡA(一部ゼミを除く)

コミュニケーション専門ゼミⅡB(一部ゼミを除く)

共生のフィールドワーク

A~Gですべての単位を修得すること。ただし、F については「インタビュー・面接のスキル」もしくは「フィールドワークとライフヒストリー分析を学ぶ」のどちらか一方の単位を修得すること。G については「コミュニケーション専門ゼミⅡA・コミュニケーション専門ゼミⅡB」もしくは「共生のフィールドワーク」のどちらか一方の単位を修得することが必要です。

認定心理士

「認定心理士(正式名称 日本心理学会認定心理士)」とは、全国規模の心理学系学会として最も歴史のある公益社団法人日本心理学会が、心理学の基礎的な学力と技能を大学で修得したことを保証してくれる資格です。

資格取得にも対応したカリキュラム

【グローバル教養学部 心理コミュニケーション学科 心理専攻】

認定心理士資格取得標準カリキュラム 本学の対応科目(2025年度参考) 単位数
a:心理学概論 心理学概論 2
教育心理学 2
b:心理学研究法 心理学研究法 2
心理学統計法 2
c:心理学実験 心理学実験 4
d:知覚心理学・学習心理学 知覚・認知心理学 2
学習・言語心理学 2
f:教育心理学・発達心理学 青年心理 2
発達心理学 2
教育・学校心理学 2
g:臨床心理学・人格心理学 障害者・障害児心理学 2
福祉心理学 2
感情・人格心理学 2
臨床心理学概論 2
心理的アセスメント 2
心理学的支援法 2
健康・医療心理学 2
h:社会心理学・産業心理学 社会・集団・家族心理学 2
産業・組織心理学 2
司法・犯罪心理学 2
i:心理学関連科目 専門ゼミⅠA 1
専門ゼミⅡA 1
卒業論文・卒業制作 4

※「卒業論文・卒業制作」は6単位科目ですが、認定心理士資格取得に必要な単位数に算入できるのは4単位迄です。

a~i領域で36単位以上修得することが必要です。
a領域で4単位以上、bc領域で8単位以上(最低4単位分はc領域)、dならびにf~h領域のうち3領域以上で16単位以上(各領域で4単位以上)することが必要です。

【文学部 コミュニケーション学科】

No.  認定心理士資格取得標準カリキュラム 本学の対応科目(2025年度参考) 単位数
 a 心理学概論 心理学 2
教育心理学 2
 b 心理学研究法 社会・心理調査の方法 2
行動科学のためのデータ解析 2
 c 心理学実験 心理学実験演習 4
 d 知覚心理学・学習心理学 - -
 e 生理心理学・比較心理学 - -
 f 教育心理学・発達心理学 青年心理 2
エイジングの心理学と高齢社会 2
子どもの発達とこれからの教育問題 2
 g 臨床心理学・人格心理学 障害者の心理学と共生社会 2
PTSDと被害者の心理・グリーフワーク 2
健康・医療におけるコミュニケーションの心理と諸問題 2
 h 社会心理学・産業心理学 対人コミュニケーションの心理学 2
身体としぐさの心理学 2
文化の心理学 2
心理コミュニケーション概論 2
心理コミュニケーション概論A 2
心理コミュニケーション概論B 2
組織の中の人間関係と心理学 2
 i 心理学関連科目 コミュニケーション学探求 2
コミュニケーション専門ゼミⅠA 1
コミュニケーション専門ゼミⅡA 1
卒業論文・卒業制作 担当教員に確認

a ~ i 領域で36単位以上修得することが必要です。
a 領域で4単位以上、bc 領域で8単位以上(最低4単位分はc 領域)、f ~ h 領域のうち3領域以上で16単位以上(各領域で4単位以上)することが必要です。

公認心理師

公認心理師は、2017年9月に施行された公認心理師法に基づく、日本で初めての心理職の国家資格です。公認心理師になるためには、主に次のいずれか受験資格を取得し、国家試験に合格する必要があります。

 • 大学(短期大学を除く。以下同じ。)で「大学における必要な科目」を全て修得して卒業し、大学院で「大学院における必要な科目」を全て修得して修了する。
 • 大学で「大学における必要な科目」を全て修得して卒業し、文部科学省令・厚生労働省令で定める施設で、心理関係の仕事に2年以上従事する。

公認心理師に関する厚生労働省ホームページ

「大学における必要な科目」に対応したカリキュラム

【グローバル教養学部 心理コミュニケーション学科 心理専攻】

No. 大学における必要な科目名 本学の対応科目 備考
1 公認心理師の職責 公認心理師の職責 2027年度開講予定
2 心理学概論 心理学概論  
3 臨床心理学概論 臨床心理学概論  
4 心理学研究法 心理学研究法  
5 心理学統計法 心理学統計法  
6 心理学実験 心理学実験 2026年度開講予定
7 知覚・認知心理学 知覚・認知心理学  
8 学習・言語心理学 学習・言語心理学  
9 感情・人格心理学 感情・人格心理学 2026年度開講予定
10 神経・生理心理学 神経・生理心理学 2026年度開講予定
11 社会・集団・家族心理学 社会・集団・家族心理学  
12 発達心理学 発達心理学  
13 障害者・障害児心理学 障害者・障害児心理学 2026年度開講予定
14 心理的アセスメント 心理的アセスメント 2026年度開講予定
15 心理学的支援法 心理学的支援法 2026年度開講予定
16 健康・医療心理学 健康・医療心理学  
17 福祉心理学 福祉心理学 2026年度開講予定
18 教育・学校心理学 教育・学校心理学 2026年度開講予定
19 司法・犯罪心理学 司法・犯罪心理学 2026年度開講予定
20 産業・組織心理学 産業・組織心理学 2026年度開講予定
21 人体の構造と機能及び疾病 人体の構造と機能及び疾病  
22 精神疾患とその治療 精神疾患とその治療 2026年度開講予定
23 関係行政論 関係行政論 2026年度開講予定
24 心理演習 心理演習 2027年度開講予定
25 心理実習 心理実習 2028年度開講予定

上記の「大学における必要な科目」を在学中に全て修得することが必要です。