教員紹介・ゼミナール

客員教授

教育学　教育思想

西洋の古代から日本の戦後にかけての教育についての考え方の変遷と具体的な考え方について研究してきました。特に、第二次世界大戦までと終戦後では日本の教育がどのように変化し、現在に至っているのかに興味をもち、研究対象として文部大臣として教育基本法の制定に関わった田中耕太郎の教育思想について研究してきました。

「田中耕太郎における国家と道徳－自然法思想における国家と道徳－」2013年、『道徳と教育』第57巻331号
田中耕太郎の思想に見られる道徳に関する思想について論文にまとめました。現在では道徳教育は「特別の教科 道徳」となり、教科として時間割に組み込まれています。この論文では道徳教育で教える「正しさ」の根源についても考えました。

「田中耕太郎における自然法思想と人格」2011年、『カトリック教育研究』第28号

「戦後教育思想史における田中耕太郎の教育目的論－『教育基本法の理論』の考察を中心に－」2014年、『日本女子大学大学院人間社会研究科紀要』第20号

『道徳教育はいかにあるべきか 歴史・理論・実践』ミネルヴァ書房、2021年、共著(担当箇所「「オールド・リベラリストと道徳教育 田中耕太郎からの提言を中心に」）

『道徳教育の理論と方法』ミネルヴァ書房、2020年、共著(担当箇所「教育課程における道徳教育」）

2016年3月　日本女子大学大学院人間社会研究科教育学専攻博士課程後期修了

2016年3月 博士（教育学）（日本女子大学）