教員紹介・ゼミナール

教授

イギリス小説

イギリス文学・文化

18、19世紀のイギリス小説、ジェイン・オースティン、チャールズ・ディケンズ、ブロンテ姉妹などを中心に研究しています。恋愛や結婚などの個人的な問題だけでなく、「植民地と国民意識形成」、「宗教意識」、「社会改良」などを主なキーワードに、歴史的な視点からの作品分析に取り組んでいます。

ヴィクトリア時代の小説の中で〈信仰活性〉のテーマがどのように描かれているのかについて、ディケンズの『オリヴァー・トウィスト』やシャーロット・ブロンテの『ジェイン・エア』をはじめとする主流とされる作品の読み直しを行っています。

『帝国と文化　シェイクスピアからアントニオ・ネグリまで』(共著)春風社 2016

『ヴィクトリア朝の〈文芸〉と〈社会改良〉』（共著：向井秀忠・近藤存志編）音羽書房鶴見書店 2011

『イギリス文化　55のキーワード』（共著）木下卓・窪田憲子・久守和子編 ミネルヴァ書房 2008

『イギリス小説の愉しみ』（共著）富山太佳夫・塩谷清人編 音羽書房鶴見書店 2008

1989年3月　明治学院大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程前期課程修了
1993年3月　明治学院大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程後期課程単位取得満期退学

1989年3月　文学修士（英文学）（明治学院大学）