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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

SUGINOHARA, Masako

杉之原 真子 (すぎのはら まさこ)

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職位

教授

大学院での研究指導分野

国際関係論、国際政治経済、比較政治経済

専門分野

国際関係論、国際政治経済、比較政治経済

教育・研究内容の紹介

国家とグローバル化が進む経済の関係を、先進国の経済政策を題材に研究しています。金融危機への対応や財政政策などを、国内政治上の制約や国際協調といった観点から分析します。授業では、受講者が様々な視点から国際関係における出来事を考察できるよう、国際政治やグローバル経済の問題をわかりやすく伝えます。

主要な教育研究成果

「専門家の国際ネットワークと日米金融交渉」(単著)内山・岡山・伊藤編『専門性の政治学 ― デモクラシーの相克と和解』
出版社:ミネルヴァ書房
発 行:2012年

1980年代から90年代にかけての日米金融交渉を題材に、専門家の国際的なネットワークが国際交渉に与えた影響を検討した。金融交渉には、貿易交渉と比較して、専門性が高く政治化の度合いが低いという特徴がある。日米金融交渉も、金融を専門とする少数の官僚の国際的なネットワークの文脈の中で行われ、それが交渉結果にも影響を及ぼしていた。しかし、グローバリゼーションの進展に伴って、金融分野が利益団体や世論の関心を集める機会が増え、交渉の性格も変化していった。

主要業績 論文

「少子化・女性・家族と「戦後保守」の限界」(単著)日本再建イニシアティブ『「戦後保守」は終わったのか:自民党政治の危機』角川新書 2015

論文

“Flocking Together? The Breakdown and Revival of Political Clientelism in Italy and Japan” (共著)Italy and Japan: How Similar Are They? Springer 2014

論文

「専門家の国際ネットワークと日米金融交渉」(単著)『専門性の政治学 ― デモクラシーの相克と和解』ミネルヴァ書房 2012

翻訳

ノース、ウォリス、ワインガスト著『暴力と社会秩序:制度の歴史学のために』(単訳)NTT出版 2017年

学歴

1997年3月 東京大学大学院総合文化研究科国際関係論専攻修士課程修了
2014年5月 米国コロンビア大学大学院政治学部博士課程修了

最終取得学位

2014年5月 Ph. D.(Political Science, Columbia University)

担当ゼミナール
グローバル化と政治・経済・社会―日米を中心に

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