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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

TAKAHASHI, Seiichi

髙橋 誠一 (たかはし せいいち)

教育研究業績詳細はこちら

職位

准教授 [基幹教員]

専門分野

社会学、国際社会学、多文化共生論

教育・研究内容の紹介

主にヨーロッパにおける移民の統合をめぐる問題について研究しています。また、川崎市で12年間、専門調査員として自治体の多文化共生の取り組みや施策に携わってきました。授業では、多文化共生社会を実現することの難しさや課題といった「現実」をふまえつつ、「理想」を実現するための実践的なアイデアや方途について考えていきます。

主要な教育研究成果

これまで、イギリスの事例を中心に移民の統合と排除をめぐる問題について、移民とホスト社会の両方の視点からとらえることを意識して研究してきました。最近は、日本における多文化共生についても、イギリスをはじめとする世界の事例や移民政策のトレンドなどにも目を向けつつ、とくに外国人の自立や政治参加・社会参加に着目しながら、いかにして公平で公正な社会をつくっていくのかという観点から研究を進めています。

主要業績 論文

「イギリスにおける実質的シティズンシップの保障とその今日的課題――ボランタリー・コミュニティ組織をめぐる政治/政策に着目して」『移民政策研究』第12号,2020年5月(単著)

論文

「移民の統合と排除――イギリスにおける市民的統合の現状,課題と限界」『大原社会問題研究所雑誌』733号,2019年11月(単著)

論文

「クルド問題をめぐる公共圏とその変容――在外クルド人の展開とトルコ国内の変化に着目して」宮島喬・吉村真子編『移民・マイノリティと変容する世界』法政大学出版局,2012年6月(共著)

翻訳

ロジャース・ブルーベイカー『グローバル化する世界と「帰属の政治」――移民・シティズンシップ・国民国家』明石書店,2016年10月(共編訳)

学歴

2008年3月 法政大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了
2017年3月 法政大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学

最終取得学位

2008年3月 修士(社会学)(法政大学)

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