教員紹介・ゼミナール
教員紹介

NAKAMINE,Mihoko
仲嶺 実甫子 (なかみねみほこ)
職位 |
准教授 [基幹教員] |
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大学院での研究指導分野 |
臨床心理学 |
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専門分野 |
臨床心理学、学校臨床心理学、子どものメンタルヘルス、認知行動療法 |
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教育・研究内容の紹介 |
臨床心理学のなかでも認知行動療法を用いて子どもや青年の心の健康を維持、増進することを研究テーマとしてきました。「居心地の良い対人関係や集団づくり」についても関心があります。子どもたちの心の健康の問題はどのようにして生じるのか?子どもたちの心が健康で社会適応を高めるためにはどのようなアプローチが役立つのか?をテーマとしています。 |
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主要な教育研究成果 |
学級集団に対してストレスマネジメントの授業をしたり、学級集団の自他への思いやり(コンパッション)を高める介入プログラムを作成し、その効果を検証してきました。プログラムの実施により、学級集団における相互の援助行動が増加することや、学級の雰囲気を「あたたかい」と評価する生徒の割合が増加することが示されました。その他にも、担任の先生のコンパッションの高さによって学級の児童が先生からのソーシャルサポートを多く知覚し、その結果、学校適応感が高まることを明らかにした研究も行っています。 |
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主要業績 | 論文 |
仲嶺 実甫子・伊藤 義徳・甲田 宗良・佐藤 寛 (2022). コンパッションに基づく心理学的学級介入プログラムの効果の検討 マインドフルネス研究 |
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論文 |
仲嶺 実甫子・竹森 啓子・佐藤 寛(2018). セルフ・コンパッションが被援助志向性およびストレス反応に及ぼす影響 関西大学心理学研究, 9, 13-19. |
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論文 |
仲嶺 実甫子・山本 美希・佐藤 寛(2016). 主張性における自己表明と他者配慮が児童の抑うつに与える影響 認知療法研究, 9, 170-177. |
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論文 |
仲嶺実甫子 (2023).「生きる力」育む保健教育にマインドフルネス,コンパションを活かすには? 日本認知・行動療法学会第49回大会 自主企画シンポジウム |
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学歴 |
関西大学大学院心理学研究科 |
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最終取得学位 |
関西大学大学院心理学研究科 博士(心理学) |