Ferris Alumni Gallery#08

人を巻き込むコミュニケーション力で、企業の課題を解決

窪 結女

アクセンチュア株式会社
文学部英語英米文学科 2018年卒業

Category

心理コミュニケーション学科/営業職

2024/06/03

現在のお仕事内容を教えてください

公共機関や企業に対して新しい制度の導入や業務改善を提案するコンサルタントとして働いています。私は主に教育系のお客様を担当しており、大学における次世代IT戦略の立案や大規模サービスの導入、業務改革の支援をしています。具体的には、学生生活を向上させるアプリの構想や導入サポート、大学全体の業務効率化を図るためのルールの検討や関係者への周知・教育などです。ユーザーが抱えている課題や要望を形にするため、関係する方を巻き込みながら、丁寧に推進することを心がけています。

今のお仕事を選んだ理由を教えてください

日本の企業や公的機関が抱える問題を解決し、社会の発展に寄与したいという思いがあったことや、常に新しい課題に取り組むことでスキルを向上させ、自分自身の成長を促進できる環境を求めて、コンサルタントの道を選びました。私の会社では、お客様の課題の発見から、解決策の提案・実行、そしてその後のサポートまで一貫して行うことができます。常にお客様の伴走者でいられることや、最先端の技術を取り入れた最適なソリューションをお客様にご提案できることに魅力を感じて入社しました。

ゼミでは何を学びましたか

日米比較文化(社会言語学)ゼミで、「人を惹きつける言葉」をテーマに、日米におけるコミュニケーションの在り方を研究しました。例えば、オバマ元大統領の「Yes, we can」は「私たち」を主語としたことで周りの同調を求めて惹きつけたと言われています。ゼミでの研究は、常に円滑なコミュニケーションをとり、お客様との関係性構築を求められる今の仕事にとても役立っています。

フェリス女学院大学で最も印象に残っていることは何ですか

ニュージーランドの留学(セメスター・アブロード)に挑戦したことです。文化の違いに戸惑うこともありましたが、相手の意見を尊重しながら自分の考えを伝える力を身につけることができました。

また、副専攻として日本語教員養成講座も履修し、留学中に現地で日本語を学ぶ学生とも交流。現地学生との会話を通じて在学中の学びに対する意欲や考え方に触れたことは、教育関連の仕事をしてみたいと考える1つのきっかけになりました。

ニュージーランドに留学(セメスター・アブロード)したときの1枚

高校生へのメッセージをお願いします

フェリス女学院大学には、皆さんの「やりたい!」をサポートする絶対的な味方(教職員の方々)とたとえ失敗しても支えてくれる仲間(友人)がいます。アットホームな雰囲気の中で、自身の興味のあることに積極的に挑戦してほしいと思います。フェリスでの4年間で、皆さんの今後の可能性が広がっていくことを願っております。

卒業礼拝で友人たちと

この仕事に就くには

どの専攻でも目指すことができますが、先輩と同じような学びができる学科・専攻、プログラムはこちらです。

※所属・仕事内容は取材当時のものです。

My Career

01学生時代

社会言語学(日米のコミュニケーション)や日本語教員養成講座を履修。セメスターアブロードでニュージーランドに留学

02社会人4年目

念願だった教育業界のプロジェクトに参画。お客様のために出来ることを考え奮闘する日々

03今後の目標

教育×ITを軸に業界に根付いた課題の解決をしていくことに加え、学生の将来の選択肢を増やすお手伝いもしていきたい!

現在に生きる
フェリスの学び

学生時代の経験
ゼミでのコミュニケーションに係る研究、留学の経験
身についた力
相手の考えを尊重しつつ自身の意見も伝える力
仕事で活きた場面
最適なソリューションを提案する場面

※所属・仕事内容は取材当時のものです。

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