地元の人気ベーカリーとコラボ!「地産地消」と「フェアトレード」をテーマにしたオリジナルパンを開発・販売
フェリス女学院大学エコキャンパス研究会
goût goût YUMEGAOKA(グーグーゆめが丘)
概要
エコキャンパス研究会の学生たちが、「goût goût YUMEGAOKA(グーグーゆめが丘)」と連携し、「地産地消」と「フェアトレード」をテーマにしたオリジナルパンを共同開発しました。開発したパンは5月3日~5日に開催されたゆめが丘ビールフェスティバルで販売されました。
食を通じてSDGsに貢献
この取組みは、「フェアトレード」「地産地消」を意識し、フェリス女学院大学エコキャンパス研究会とgoût goût YUMEGAOKA(グーグーゆめが丘)が協力して企画・開発しました。今回開発した「ガーリックシュリンプサンド」は、goût goût YUMEGAOKAの強みである「地産地消」と、エコキャンパス研究会の活動の一環である「フェアトレード」、双方の要素を取り入れたコラボレーションパン。美味しいパンを楽しみながら、身近に環境保全に参画できることを知ってほしいという願いがこめられています。
パンに使用しているエコシュリンプは、インドネシアで伝統的な「粗放養殖(自然の力を活かした養殖方法)」で育てたブラックタイガー。1平方メートルあたり約3尾という低い密度で、エビと共にミルクフィッシュ、川魚、ミミズなどが放流され、自然生態系が保たれている中で育ちます。エビはのびのびと育つため人工飼料や抗生物質を投与する必要がなく、安全であり、抗生物質による水や土壌の汚染も防ぐことが可能です。エコシュリンプを食べることで産地のマングローブ林を守ることができ、環境保全につながります。
イベント販売で届けた、学生たちの想い
完成したパンは、ゴールデンウィークに開催された「ゆめが丘ビールフェスティバル」で数量限定販売されました。学生たちも店頭に立ち、自らが開発に込めた想いや商品の魅力を、お客様一人ひとりに直接伝えました。
販売ブースは盛況となり、パンを購入したお客様からは「学生さんのアイデアと聞いて応援したくなった」「地元の小麦を使ったパン、とても美味しい」といった温かい声が寄せられました。
【フェリス女学院大学エコキャンパス研究会】
所在地:〒245-8650 神奈川県横浜市泉区緑園4丁目5番地3
Twitter:https://twitter.com/ferris_ecocam
Instagram:https://www.instagram.com/ferris.ecocampus/?hl=ja
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エコキャンパス研究会は、フェリス女学院大学の学生公認団体で、2002年からキャンパス内や横浜市・神奈川県の環境対策への協力をしています。さまざまな分野の専門家と協力しながら、キャンパス内のビオトープづくり、学生食堂での地産地消メニューの開発、ミニ風力発電機を作る親子エコ講座の開催などを継続的に行ってきたほか、熱帯雨林保全のために、森と共生しながら生産されているヤシ砂糖(インドネシア産のサトウヤシから採れる砂糖)を商品化するプロジェクトにも取り組んでいます。
【株式会社スイベルアンドノット】
社名:株式会社スイベルアンドノット(https://swivel.co.jp/)
本社:東京都武蔵野市境南町2-7-21
設立:2010年10月
代表者:見木 久夫
運営ブランド:
・高架下3坪のビール醸造所「26Kブルワリー」
・ホップ育成を通じた地域連携活性化「むさしのでホップを育てようプロジェクト」
・日曜日のように楽しい醸造所「YUMEGAOKA SUNDAY BREWING」
・グーグー博士のパン研究室「goût goût YUMEGAOKA」
Voice
学生の声
文学部日本語日本文学科 3年
M.N

エコキャンパス研究会は、goût goût YUMEGAOKAとのコラボ企画でパンの開発から販売までを経験しました。ターゲット層やフェアトレード、地産地消といったテーマに沿った商品づくりは難しかったですが、メンバーやスタッフと意見を出し合い、改良を重ねました。アイデアを形にする楽しさや、新たな視点からエコを伝える喜びを感じる貴重な経験になったと感じています。