
近隣小学校で学習支援のボランティア
フェリス
横浜市内小中学校
概要
ボランティアセンターでは、2004年度より近隣小学校からの要請により、放課後学習サポートボランティアの派遣を行っています。現在は、放課後学習に代わり、2022年度より近隣小学校の授業内の学習支援ボランティアをしています。
子どもたちとの交流の中で学ぶ
授業のない平日の時間を活用し、週1回程度のペースで、主に授業内で子どもたちの勉強のサポートをしています。先生の説明についていけない子どもの机の横で、一緒に教科書を開いてどこがわからなかったかを尋ねたり、ゆっくり説明をしてあげたり、その子のペースに合わせて寄り添うことで、授業への理解を助けます。休み時間にはおしゃべりしたり、学生が子どもたちと仲良くなるのに時間はかかりません。子どもたちからもらうお手紙や折り紙などは宝物です。いろいろ悩みながらも子どもに寄り添う貴重な体験から、教育、子育て、子どもとの関わりを学び、成長していきます。
学習支援活動とは
1998年の教育改革プログラム(文科省)で「学校支援ボランティア」が登場して以来、さまざまな形で地域住民や大学生が学校サポートに入るようになりました。学習支援活動は多様な活動のうちのひとつです。学生は、教職課程の履修有無に関わらず、幅広く活動に参加しています。
現在の活動内容
・活動学生:11名(2024年10月30日現在)
・学生が活動している学校:横浜市立本宿小学校、横浜市立鶴ヶ峯小学校、横浜市立坂本小学校、藤沢市立湘南台小学校
※横浜市立旭中学校、横浜市立岡津中学校でも活動実績があります。
Voice
学生の声
英語英米文学科 4年
高木 亜実
学生生活の中でもう一度小学校と関わって地域や子どもたちの為に少しでも貢献できるような活動を行えたことは、大変貴重な経験であったと感じています。活動を通してうまくいかずに、悩んだ時期もありましたが、改めて何のためにボランティア活動を行っているのかを考えた末に、子どもたちとの接し方や自分自身の気持ちの切り替えも解決していくことができましたし、何よりもフェリス女学院大学のボランティアセンターのコーディネーターをはじめ職員の方々、本宿小学校の教職員の方々のサポートがあった為に様々な経験を通して、子どもたちに勉強の知識のみを与えるだけではなく、自分自身も子どもたちから学ぶべきものが多くあったことを強く感じました。