人文科学研究科
日本語日本文学専攻

  • 世界の中の日本文学・日本語学・日本文化を考える立場から、根源的な問題に迫っていくことを目的とします。特に、キリスト教を始めとする外来思想の受容と再生の問題、女性の立場からの文学研究の読み直しに重点を置きます。
  • 古典文学研究では、古典籍の翻刻・注釈といった基礎的研究をもとにして、漢字文化圏における文化交流の問題、美術・宗教・政治・歴史の問題にも力を注いで、日本文学・日本文化の特質を考察します。
  • 近現代文学研究では、文献資料の精読等の基礎的研究に加えて、キリスト教をはじめとする外来思想の受容、文学理論、フェミニズム文芸批評、比較文学研究等、多岐にわたる関連諸学を視野に入れつつ、日本近現代文学並びに文化の特質を考察します。
  • 日本語学では、現代日本語の多様性と文献資料による歴史的実態とを総合し、日本語の将来を視野に入れた言語研究を目指します。

博士前期課程の三つのポリシー

(2020年4月改正)

ディプロマ・ポリシー (卒業認定・学位授与の方針)

日本語日本文学に関する体系的知識と高度な研究方法を身に付け、先行研究の蓄積をふまえ、明確な根拠と一貫した論理性を備えた、論旨の明快な修士論文を提出し、かつ最終試験(口頭試問)に合格した者に対して、「修士(文学)」の学位を授与する。

カリキュラム・ポリシー (教育課程編成・実施の方針)

日本語日本文学各分野の広範囲の領域に関する研究科目(コースワーク)及び演習科目(リサーチワーク)を適切に組み合わせた少人数制の専門教育や修士論文指導をとおして高度な専門的知識や研究方法を修得し、社会人・職業人として社会に貢献できる高度な能力及びその基礎となる豊かな教養を養う。

アドミッション・ポリシー (入学者受入れの方針)

日本語日本文学の領域に対する関心とその研究を進めるために必要な知識と能力を有し、多様化する社会に専門的見地から社会人・職業人として貢献しようとする意欲を持つ者を受け入れる。

博士後期課程の三つのポリシー

(2020年4月改正)

ディプロマ・ポリシー (卒業認定・学位授与の方針)

日本語日本文学に関する深い学識を身に付け、論証に必要な専門的情報を自主的に収集・処理し適切に立論された、独創的な発想で新たな研究領域を開拓した博士論文を提出し、かつ最終試験(口頭試問)に合格した者を、自立した研究者とみなして「博士(文学)」の学位を授与する。

カリキュラム・ポリシー (教育課程編成・実施の方針)

日本語日本文学各分野の広範囲の領域に関するカリキュラムを設置する。少人数制の専門教育や博士論文指導をとおして高度な専門的知識や研究方法を修得し、職業人・研究者として社会に貢献できる高度な能力及びその基礎となる豊かな教養を養う。

アドミッション・ポリシー (入学者受入れの方針)

日本語日本文学の領域に対する関心とその研究を進めるために必要な高度な専門知識と研究方法・技法を有し、多様化する社会に専門的見地から職業人・研究者として貢献しようとする意欲を持つ者を受け入れる。

教員紹介

勝田 耕起

KATSUTA, Koki

教授

日本語学(日本語史)

佐藤 裕子

SATO, Yuko

教授

日本近現代文学

島村 輝

SHIMAMURA, Teru

教授

日本近現代文学・芸術表象論

竹内 正彦

TAKEUCHI, Masahiko

教授

日本中古文学

田中 里奈

TANAKA, Rina

准教授

日本語教育学

谷 知子

TANI, Tomoko

教授

日本中世文学・和歌文学

松田 浩

MATSUDA, Hiroshi

教授

日本古代文学(上代文学)

吉田 弥生

YOSHIDA, Yayoi

教授

日本近世文化、日本近世文学

修士論文題目

  • 『今昔物語集』の文体別語彙研究
  • 萬葉集相聞歌論
  • 古代文学における時間と空間
  • 落窪物語論 ー生活表現の構造と力学ー
  • 源氏物語叙景論
  • 王権と信仰 ー清水・春日に見る鹿・竜・王ー
  • 中世を生きた女たちー『梁塵秘抄』の世界から見る
  • 義経の合戦と最期 ー歴史の虚実ー
  • 近世初期俳諧の世界ー惟中「富言論」の行方ー
  • 『好色一代男』論
    ー中世風恋物語から『好色一代男』への階梯ー
  • 『武家義理物語』攷一〈読み手の視点〉と〈書き手の視点〉
  • 正岡子規『竹乃里歌』研究 ーガラス戸の向う側ー
  • 林芙美子『浮雲』についての研究
    ーフェミニズム・コロニアリズムの視点ー
  • 大江健三郎作品にみる女性像の転換
    ー『万延元年のフットボール』から『懐かしい年への手紙』までー
  • 浦沢直樹『20世紀少年』論 ー人類の進歩と調和の先にー