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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

UEHARA, Yoshiko

上原 良子 (うえはら よしこ)

教育研究業績詳細はこちら

職位

教授 [基幹教員]

大学院での研究指導分野

ヨーロッパ統合論、フランス地域研究

専門分野

ヨーロッパの地域創生と観光

教育・研究内容の紹介

ヨーロッパ統合とグローバル化により地域はどのように変容するのか、フランスの国境地帯を中心にその変容を考察しています。国境地帯の資源の争奪戦は昔も今も紛争の争点でした。またヨーロッパの国境地帯には少数民族も多く存在しています。これらの地域がいかにして平和で繁栄した地となるのか、EUとフランスの事例を通じて研究しています。

主要な教育研究成果

独仏国境地帯における平和的かつ繁栄的な資源の管理問題(欧州石炭鉄鋼共同体)、国境地帯の地域振興と開放的なボーダー管理、少数民族地域の安定化と観光・地域開発等、辺境がいかにして平和と繁栄の地になりうるかを考察してきました。最近はEUの観光政策とインド太平洋戦略にも興味を持っています。

主要業績 著書

網谷龍介編『戦後民主主義の革新:1970~80年代ヨーロッパにおける政治変容の政治史的検討』(共著)ナカニシヤ出版 2024年

著書

遠藤乾編『ヨーロッパ統合史[増補版]』(共著)名古屋大学出版会 2024年

著書

網谷龍介・上原良子・中田瑞穂編『戦後民主主義の青写真-ヨーロッパにおける統合とデモクラシー』(共著)ナカニシヤ出版 2019年

論文

渡邊啓貴・上原良子編『フランスと世界』(共著)法律文化社 2019年

学歴

1991年3月 東京女子大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了
1994年10月 パリ第一大学大学院専門研究課程修了
1996年3月 一橋大学大学院社会学研究科博士課程地域社会研究専攻単位取得満期退学

最終取得学位

1991年3月 文学修士(東京女子大学)
1994年10月 DEA (パリ第一大学)

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