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矢野久美子教授が『ハンナ・アーレント〈世界への愛〉の物語』を翻訳出版しました
『ハンナ・アーレント〈世界への愛〉の物語』
著者:エリザベス・ヤング=ブルーエル
翻訳者:矢野久美子、大島かおり、粂田文、橋爪大輝
出版社:みすず書房
発行日:2021年3月16日
翻訳者:矢野 久美子(国際交流学部国際交流学科教授)
1906年にドイツ、ハノーファーのユダヤ人家庭に生まれてから1975年にニューヨークの自宅で亡くなるまで。少女時代の体験からハイデガー、ヤスパースらと出会う大学時代、ナチス下のドイツから逃亡し、ユダヤ人救援活動をしながらブリュッヒャーやベンヤミンと邂逅し、収容所体験をするパリ時代、そしてアメリカに亡命、『全体主義の起原』を1951年に世に問い、その後『人間の条件』『過去と未来の間』『革命について』の執筆からアイヒマン論争、晩年まで。その生涯の詳細と作品分析と意味について、同時代人のインタビューや膨大な資料をもとにアーレントに直接教わった一番弟子が描く、今でも超えることのできない決定版伝記、第二版。
(出版社より)