フェリス女学院大学の学生が商品開発に携わった「リップクリームとマルチバームのセット」が4月15日に発売

フェリス女学院大学(神奈川県横浜市 学長:荒井真)は、2017年4月にスタートした「全学教養教育機構(CLA)」において、実社会で求められる課題解決力を実践的に学ぶ「プロジェクト演習」の科目の一つとして、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社ディアラ 横濱馬油商店(神奈川県横浜市 代表取締役:寺内崇、以下 横濱馬油商店)との協定に基づき商品の共同開発を行い、馬油を使った「リップクリームとマルチバームのセット」が2021年4月15日に発売されることになりました。

馬油を使った天然由来成分でできた「リップクリームとマルチバームのセット」は、フェリス女学院創立150周年を記念して、横濱馬油商店と本学の学生チームが協働して誕生したセット商品です。

同商品は、本学の「全学教養教育機構(CLA)」で実践型教養教育として展開する科目の一つであり、実社会と結びついた課題を具体的に設定し、解決策や企画を立案・提案する方法を体験的に学ぶ「プロジェクト演習」の成果となります。

フェリス女学院創立150周年の2020年度前期に、本学音楽学部音楽芸術学科の立神粧子教授指導のもと、遠隔授業にて、150周年を記念する企画を複数行いました。今回の横濱馬油商店との連携は、「150周年記念グッズ企画」に取り組んだグループによるものです。


馬油を主とした天然由来のスキンケア商品を販売している横濱馬油商店に対し、履修学生たちはアンネのバラをイメージしたマルチバームを提案。その後、有志による学生チームと横濱馬油商店とで、「リップクリームとマルチバームのセット商品化」の企画が進み、学生のアイデアによるバラの香りづけとともに、構内ステンドグラス等をモチーフにデザインされた表装とパッケージの製作が行われ、商品化に至りました。

音楽学部音楽芸術学科 立神教授のコメント
横濱馬油商店は横浜発の企業です。フェリス女学院とゆかりの深い元町商店街企業をプロジェクト演習の履修生が選び、記念グッズ商品企画を立案。産学連携の協定を結んだ後、横濱馬油商店と有志チームが協議して、授業で提案したリップクリームとマルチバームを組み合わせたセットを商品化するという話に進展しました。

遠隔会議で有志学生チームが様々な提案をし、その中から緑園キャンパスの「アンネのバラ」の香りのイメージをマルチバームに取り入れること、そして緑園キャンパスを特徴づけるステンドグラス等をモチーフにした表装、パッケージデザインとすることなど、学生提案をあちこちに取り入れて、横濱馬油商店がフェリス女学院150周年にふさわしい商品を開発してくださいました。

横浜発信という共通の理念を持つ企業と大学とによる産学連携の試みが、学生の社会体験のうえでも、また学院の150周年記念の意味からも、意義深いものであると考えております。

「プロジェクト演習」 履修学生のコメント
◆フェリスが歩んできた150年の歴史と誇りがこもった商品にしたいと思い、それを軸に制作に取り組んできました。アンネのバラや学内のステンドグラスをモチーフとした素材等を、商品の香りやデザインに取り入れました。全て遠隔会議という中で、私たちの意見を汲み取ってくださった横濱馬油商店をはじめ、ご協力いただいた皆さんに感謝したいです。多くの方々に手にとってもらえたら嬉しいです(国際交流学部国際交流学科2年 Y.K.)。

◆遠隔会議の中で私たちの意見を最後まで汲み取ってくださった横濱馬油商店に感謝いたします。学院150周年の記念に、フェリスで過ごした青春時代を思い出すきっかけにと思いを込めて、デザインにはアンネのバラや大学の数々のイメージなどを提案しました。フェリス生だけでなく、たくさんの方に商品を手に取っていただき、華やかなパッケージを見て少しでも明るい気持ちになっていただけたたら幸いです(音楽学部音楽芸術学科2年 Y.T.)。


【商品情報】
リップクリームとマルチバームのセット
販売価格:2,200円(税込)
販売店舗:
横濱馬油商店及びオンラインでの販売
オンラインサイト https://www.yokohama-bayu.com/

【商品についてのお問い合わせ】 
株式会社ディアラ 横濱馬油商店
〒231-0861 横浜市中区元町1-26-3 ディアラ横浜元町ビル1F
TEL:045-264-9740
aoyama@diara.co.jp(担当: 青山 友香)


▼本件に関する問い合わせ先
企画・広報課
植村・粟原・敦賀

住所: 〒245-8650 横浜市泉区緑園4-5-3
TEL: 045-812-9624
FAX: 045-812-8395
E-mail: kikaku@ferris.ac.jp

前のページに戻る