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「フェアトレード憲章」への支持を表明します
この度、「フェアトレード大学」認定の申請を契機として、フェリス女学院大学における学生自治組織である学友会、新設学部(2025年4月~)の教授会、および学長は、本学のフェアトレード憲章に支持を表明いたします。
2025年度での認定取得に向けて、私たちは、大学公認の国際協力学生団体キープ・ザ・スマイル等の諸団体と協力しながら大学内のフェアトレード普及、および地域社会との連携によるフェアトレード活動のネットワーク化をより一層、図って参ります。特に本学の教育理念である「For Others」の具体的な実践の場として、フェアトレードを通した公正で持続的な世界の実現に貢献いたす所存です。
皆々様のご協力、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
2025年1月17日
学友会会長 清水 美佑
学長 小檜山 ルイ
【フェアトレード商品の普及活動】※直近の2年
時期 |
内容 |
場所 |
成果 |
2006年6月~現在 |
ネパリ・バザーロ社のクッキー販売 |
学内の食堂前 |
6月、10月に各1週間 |
2022年11月26日 |
アフリカ産フェアトレード品(アフリカン・スクエア社から仕入れ)の販売 |
横浜南部市場 |
売上7千円 |
2023年2月11日 |
フェアトレード交流セミナーの主催、フェアトレード品の販売 |
横浜南部市場 |
横浜市内3団体と連携、参加者20名に活動発表 |
2023年2月25日 |
よこはまアクション・アワード2024に出場し、これまでの活動を発表 |
横浜市役所1階アトリウム |
来場者約80名に向けて説明、審査員特別賞受賞 |
2023年11月3~4日 |
大学祭Ferris Festival に出店、フェアトレード品の販売 |
学内2号館2305教室 |
マダガスカルの写真展示、売上4.5万円 |
2024年10月26日 |
学生団体KTSオリジナル商品カカオ・ティーの販売・展示 |
関東学院六浦中学・高等学校(文化祭) |
「SDGs地球市民講座」ブースにて20袋を完売 |
2024年11月3~4日 |
大学祭Ferris Festival に出店、フェアトレード品の販売 |
学内2号館2306教室 |
来場者投票で展示部門の第1位獲得、売上4.6万円 |
【フェアトレードの研究・教育活動】※直近の2年
時期 |
内容 |
実施者 |
2023年1月26日 |
アフリカの現場を学ぶ勉強会開催(本学の教育改革プロジェクト支援での第4回目) |
国際交流学部・佐藤輝教授 |
2023年5月20日 |
逗子市フェアトレードタウン・フォーラムに参加、情報収集、交流 |
国際協力団体Keep The Smile |
2023年6月10日 |
資料「「横浜のフェアトレードネットワークを広げる交流セミナー」開催報告」を発表 |
国際交流学部・佐藤輝教授ら(日本環境学会誌49巻2号, pp.2-4) |
2023年9月9~17日 |
マダガスカル共和国のフェアトレード・チョコレート生産現場への渡航調査 |
国際協力団体Keep The Smileメンバー3名と佐藤輝教授 |
2023年11月15日~12月20日 |
マダガスカルの現状とフェアトレードの重要性に関する写真展の開催(フェリス図書館) |
国際協力団体Keep The Smile |
2023年12月12日 |
マダガスカルの現状とフェアトレードの重要性に関する講演会 |
横浜市立鶴ヶ峰小学校と国際協力団体Keep The Smile |
2024年2月7日 |
マダガスカルの現状とフェアトレードの重要性に関する講演会 |
関東学院六浦中学・高等学校と国際協力団体Keep The Smile |
大学内売店でフェアトレード商品を販売
大学祭でのフェアトレード商品販売
大学祭のフェアトレードについての展示
フェリス女学院大学のフェアトレード憲章
フェリス女学院大学の教育理念である「For Others」のもと、公正な社会を目指すフェアトレードの方針に私たちは賛同します。特に弱い立場におかれている発展途上国の生産者、つまり「他者のために」公正な取引を行い、自分や近しい人だけではなく、より広い視野から他者の存在をも考え、他者のために行動することをここに誓います。
新型コロナウイルス禍を経て、本学学生のフェアトレード諸団体は、実際のフェアトレードの対象者となる発展途上国の生産者・その子どもたちの実情を知る機会が多数あり、改善に向けた活動に意欲的になりました。また、フェアトレードを行う目的である貧困・人権・環境問題は、決してその国・地域だけのものではなく、日本にも大きな影響を及ぼす問題なのだと認識しました。
この意識と経験に基づくフェアトレードへの活動は、他者のためだけでなく自らのためでもあります。したがって、フェアトレードに関する取り組みを大学内で主体的に推進し、多くの人々とともに啓発・普及し合い、地域(横浜)に根差した幅広い課題解決へと広げていくことを目指していきます。
私たちはフェアトレードへの参画を通して、多くの人が公平な条件のもとで、より豊かな生活を送れるようになることを願い、そのために活動に励んでいきます。