For the Future

1870(明治3)年7月、アメリカ改革派教会の宣教師として来日したメアリー・E. キダーは、横浜の居留地39番へボン施療所で行われていた英語の授業を引き継ぎました。これがフェリス女学院の出発点であり、日本の近代女子教育の発祥です。関東大震災による校舎の崩壊・焼失や第二次世界大戦下の校名変更など苦難の時代を乗り越え、2020年、フェリス女学院は創立150周年を迎えました。フェリスの長い歴史の中で、卒業生は皆、教育理念である「For Others(他者のために)」を胸に、社会の各分野で活躍しています。そして、フェリスは伝統を受け継いでさらなる未来へ。学生一人ひとりを尊重する少人数教育と「今」の時代を生きる女性にとって必要なスキルを養うカリキュラム構成で、「新しい時代を切り拓く女性」を育成します。フェリス女学院はこれからも未来に向けて歩み続けていきます。