音楽のちからで社会を変えよう!

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フェリスを綴る'おたより'
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学びのポイント

01. 多彩なジャンルから学び、音楽の可能性を拓く

音楽芸術学科に入学した学生は音楽的な基礎力の習得からスタートし、3フィールドの学びを経て、10の専門ゼミで学修・研究を深めます。「音とメディアテクノロジー」ではデジタルメディアによる表現を、「映像と音楽による表現」では映像と組み合わせた表現を、また「サウンドデザイン」では音に関わる幅広い課題へのアプローチを探究。「音楽ジャーナリズム」ではフリーペーパー制作を通して取材・発信の手法を、「ポピュラー音楽」ではバンド活動を通してJ-POPと洋楽を実践的に学びます。そして、「ミュージックカルチャー&ビジネス」ではビジネス展開など世界的音楽活動の可能性を探究。「作曲・編曲」では音楽作品の創作に、「舞台芸術」ではミュージカルやオペラの舞台制作・上演に取り組み、「共演コミュニケーション」では出張コンサートを通して演奏会のマネジメントを、「音楽教育」では音楽指導における演奏や言葉の伝え方を学びます。

音楽基礎 学びの3フィールド 専門ゼミ・卒業プロジェクト

02. パフォーミング・アーツ科目で高度な技能・表現力を修得

「演奏技術や表現力をより向上させたい」というニーズに応えるのがパフォーミング・アーツ科目です。学生は時間割の都合に合わせて、15分、30分、45分の3コースから選んで受講できます。一人ひとりのレベルに合わせて演奏・表現技術を磨く「個人レッスン」や、演奏公演・舞台公演をめざして履修者全員がステージをつくり上げる「グループ実技」、ICTやAIなどの先端技術を応用した音楽をグループレッスンで学ぶ「ミュージック・テクノロジー・ラボ」、さらに教員免許取得をめざす学生に向けて、教員に必要な音楽の基礎知識を学ぶ「教職グループ実技」を設けています。

パフォーミング・アーツ科目 個人レッスン、グループ実技、ミュージック・テクノロジー・ラボ、教職グループ実技

学びの分野

1年次で、「音楽の基礎知識」、「基礎声楽」、「基礎ピアノ」、「ソルフェージュ」などの音楽の基礎を学んだうえで、アクティブ・ラーニング科目を履修します。「ビジネス&文化創造」「音楽マインド」「エデュテインメント」の3フィールドから専門科目を選択し、社会における音楽を実践的に体験します。さらに専門ゼミや卒業プロジェクトでの研究・発表を通して、4年間の学びを仕上げます。

専門ゼミ・卒業プロジェクト

ゼミナール一覧

ミュージックテクノロジー系

  • 音とメディアテクノロジー ― デジタルメディアを用いた表現 ―
  • 映像と音楽による表現 ― 静止画・動画と音楽のコラボレーション ―
  • サウンドデザイン ― 音へのデザイン的アプローチ ―

応用音楽系

  • 音楽ジャーナリズム ― フリーペーパー作成を通した情報の取材と発信 ―
  • ポピュラー音楽 ― J-POPと洋楽: 理論と実践 ―

ビジネス系

  • ミュージックカルチャー&ビジネス ― 音楽でビジネス、音楽の可能性を探る ―

表現系

  • 作曲・編曲 ― 音楽作品創作とコンサートの企画運営 ―
  • 舞台芸術 ― ミュージカル、オペラの舞台制作・上演 ―
  • 共演コミュニケーション ― 出張コンサートで学ぶマネジメントのすべて―

教育系

  • 音楽教育 ― 音楽指導の実践と研究 ―

取得できる資格・免許

  • 中学校教諭一種免許状/音楽
  • 高等学校教諭一種免許状/音楽
  • 日本語教員養成講座修了証(専修、主専攻、副専攻)

卒業後の進路(2021年度卒)

卒業後は、情報関連(19.4%)、その他サービス(19.4%)、医療・福祉(13.9%)を中心に幅広い業界へ就職しています。

就職者数36名の進路の内訳

人材養成目的

音楽創造・音楽表現・音楽文化の領域を中心とした総合的な学びと専門技法の習得及び実践を通して、専門的かつ多角的な視野を持ち社会に積極的にかかわる、創造性と感受性の豊かな人材を養成する。

三つの方針

卒業認定・学位授与の方針 (ディプロマ・ポリシー)

学科の教育課程で定める授業科目を履修し、基準となる単位数を取得し、音楽芸術学科の人材養成目的を踏まえた以下の知識・能力・技能を身に付けた者に「学士(音楽)」の学位を授与する。

1. 幅広い教養と音楽創造、音楽表現、音楽文化に関する専門知識や専門技法を身に付け、また、学びを通して培った能力を現代社会に活かす力が身に付いている。
2. 国際化の時代の音楽の学びに必要となる英語およびその他の諸言語の運用能力が身に付いている。
3. 音楽創造、音楽表現、音楽文化に関する実践的な学びを通して、多角的かつ幅広い視点・視野から現代社会・文化・表現・教育に関する諸問題を発見し、解決する能力が身に付いている。
4. 社会との懸け橋として音楽をとらえ、多様なアートシーンにおいて、それを実践するために必要な行動力、自己表現力及び他者と協働するためのコミュニケーション能力が身に付いている。
5. 音楽文化発信、作品発表、表現活動といった実践活動を通して、多様な価値観を理解する力、他者と作品や活動を生み出す力、共感する感性など、他者と協働・共生する能力が身に付いている。
6. 常に新しい表現を求める創造性、多様な音楽シーンで必要となる知識やスキルおよびコミュニケーション力により音楽と社会を結びつけ、新しい価値を見出し、生み出す能力が身に付いている。
教育課程編成・実施の方針 (カリキュラム・ポリシー)

音楽芸術学科では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた知識・能力・技能を修得させるために、次のような方針でカリキュラムを編成している。

1. 全学共通の教養教育における多彩な科目を通して、幅広い教養を身に付ける。また専門教育については、1年次にアカデミック・スキルを身に付ける「基礎演習」、2年次に「応用演習」を履修、3~4年次には「専門ゼミ」に所属することにより専門性を追及する。さらに、これらに並行して音楽と音楽文化の基礎知識に関する科目、実践技能の基礎スキルを身に付ける科目を1、2年次で修得できるよう編成する。加えて2年次から4年次にかけては専門分野を幅広く学ぶために「ミュージシャンシップを高める」、「音楽の背景を探る」、「音楽と社会を実践的に体験する(アクティブ・ラーニング科目群)」の各科目群を置く。なお、「パフォーミング・アーツ科目」を開設し、個人実技やアンサンブル演奏、音楽テクノロジー、音楽教育、身体表現などのより高度な技術修得を可能とする。また、自由選択科目として他学部・他学科科目を広く履修することもできる。
2. 幅広いジャンルの音楽に対する理解を深め、国内にとどまらない制作および企画運営への参加を実現するため、全学共通の英語および初習外国語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、朝鮮語)科目により、基本的な言語運用能力を身に付けさせる。その際、学生は5つの語学コース(英語インテンシブ・コース、初習外国語インテンシブ・コース、英語スタンダード・コース、初習外国語スタンダード・コース、2か国語履修コース)から選択することができる。また、グローバルな音楽人を養成するために、専門科目においても英語で音楽を学ぶ授業科目を開講する。
3. 少人数演習形式によるアカデミック・スキルを身に付ける「基礎演習」(1年次)、「応用演習」(2年次)を基盤とし、専門を高める3、4年次「専門ゼミ」を必修として課す。特に「専門ゼミ」ではアクティブ・ラーニング型の実践的な教育を行い、専門知識・スキルによる課題発見・解決力の向上を図る。
4. 各演習科目および2年次以上を対象とした「音楽と社会を実践的に体験する」科目群におけるアクティブ・ラーニング型の授業など、インタラクティブな授業や意見交換を通して、コミュニケーション能力の向上を図る。
5. 異なる文化的、社会的価値観をもつ他者を理解し、ともに創造・制作活動を行うことにより、他者との協働・共生能力の向上を図る。このために「音楽の背景を探る」科目群ならびに学外で作品発表・演奏といったアウトリーチ活動を行う科目「公開発表・公開演奏」を置く。
6. 社会の中で音楽が果たす役割を学内外で実践的に学び、外部とのインタラクティブな応答を経験することにより、新たな価値を発見・創造することができるような授業科目を展開する。

各授業のシラバスには、受講生に求める課題や学習内容を記載するとともに、評価方法・評価基準についても明記している。また、成績評価については、厳正な評価を行うことを目的としてガイドラインを設けている。
入学者受入れの方針 (アドミッション・ポリシー)

(2022年4月改正)

本学科の学びの内容を理解し、次のような目的意識や意欲をもった学生を求める。

1. 社会に広く関わる視点から音楽を学ぶために必要とされる基礎的な知識と基本的な能力をもちたい学生
2. 社会との関わりを考慮しながら、音楽が果たす文化的・社会的・歴史的役割について分析し、考え、表現する力を身に付けたい学生
3. 幅広いジャンルの音楽に興味をもち、積極的に社会と関わりながら活動する意欲が強い学生

 



入学者選抜においては、受験生が身に付けた力を幅広く評価することを目的として、「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」等において次のような様々な入学試験を行っている。

1. 「一般入試」では、筆記試験等により、高等学校等までに身に付けた教科書レベルの基礎的な学力を評価する。
2. 「共通テスト利用入試」では、大学入学共通テストの成績で合否判定を行い、より幅広い科目設定の上で、基礎的な学力を評価する。
3. 自己推薦型の入学試験「総合型選抜」では、基礎的な学力や思考力・表現力をみる小論文及び自己アピール・面接を試験内容とし、大学入学までに身に付けるべき能力が備わっているかどうかを評価する。
4. 「指定校推薦入試」は、推薦指定校としている各高等学校等に大学から推薦の条件を示し、書類および面接(口頭試問を含む)からこれまで高等学校等で身に付けた学力および音楽芸術学科で学ぶ強い意欲があるかどうかを確認する。
5. 上記のほか、「帰国生徒入試」、「社会人入試」、「留学生入試」、「編入学試験」では、小論文や学科試験で評価する基礎的な学力や思考力・表現力のみならず、面接試験を通して、受験生のこれまでの様々な体験も含めて総合的に判定を行う。