資格取得
教職課程
豊かな人間性の醸成を重視
フェリス女学院大学は、中学校・高等学校の教員養成に長い伝統があります。教師とは、人と向き合う職業ですので、豊かな人間性の醸成を重視したきめ細かいカリキュラムを用意し、教育現場における諸問題にも的確に対応できる教員の養成をめざします。フェリス女学院大学では、教職センターが中心となって親身なサポート体制をとっています。
卒業生の教員就職実績(既卒・大学院生を含む)
教職課程カリキュラム
上記のほか、教職課程が定める科目の単位を修得し、必要な条件を満たせば免許状が授与されます(標準修業年限[4年間]で取得できることを保証しているものではありません)。
編入学者については、他大学または短期大学で修得した教職課程の単位が、免許状取得のための単位として認定される場合があります(編入学時にオリエンテーションおよび履修相談を受けてください)。
カリキュラムはこちらからご覧ください。
横浜市の取り組みは以下をご参照ください。
・「教師」という職業に関心がある高校生・大学生の皆様へ
・【動画】先生になりたい~高校生の教師体験記~
日本語教員養成講座
日本語教員養成講座についてはこちらもご覧ください。
海外実習
フェリス女学院大学のプログラムの最大の特色は、国内の日本語学校だけでなく台湾、中国にある協定校でも日本語教育実習を行っていることです。海外で現地の人々と交流しながらの実習は、実践的なスキルを身につけることができ、高い効果をあげています。卒業後に海外で日本語教員として活躍している人もいます。
資格取得にも対応したカリキュラム
各課程の所定単位を修得し卒業した学生には、フェリス女学院大学認定による「修了証書」を交付します。フェリス女学院大学のカリキュラムは、日本語教育学会認定の「日本語教育能力検定試験」に対応した科目群を整えており、効率的に検定合格をめざすことができます。日本語教員をめざす勉強は専門学校などでも可能ですが、期間や費用を考慮すると、大学在学中に資格を取得できるのは大きなメリットです。
日本語教員養成講座の開講科目
群 | 主な開講科目 | 課程と最低修得単位数 | |||
専修 60単位 |
主専攻 45単位 |
副専攻 30単位 |
|||
Ⅰ 言 語 の 構 造 と 変 異 |
1.総論 |
言語学概説 日本語学概論A・B |
4単位 | 4単位 | 2単位 |
2.各論 |
日本語の形態と構文 話しことばを分析する |
8単位 | 4単位 | 2単位 | |
日本語の歴史A・B 日本語の文体と語法 |
2単位 | ||||
3.諸外国語の研究 |
日英語の発想と表現 海外語学実習 |
||||
Ⅱ 日 本 語 教 育 |
日本語教育学概論A・B 日本語教育研究の方法 |
4単位 | 4単位 | 2単位 | |
日本語学習のコースデザイン | 2単位 | 2単位 | 2単位 | ||
日本語教育の教材分析 | 2単位 | 2単位 | 2単位 | ||
日本語教育文法 | 2単位 | 2単位 | 2単位 | ||
日本語教授法A | 2単位 | 2単位 | 2単位 | ||
日本語教授法B | 2単位 | 2単位 | |||
日本語教育のための異文化理解 地域日本語教育実習 年少者日本語教育実習 |
6単位 | 4単位 | 2単位 | ||
日本語教育実習1・2 | 3単位 | 3単位 | |||
Ⅲ 地 球 社 会 |
1.日本社会の理解 |
日本経済の歴史 日米関係史 |
6単位 | 4単位 | 2単位 |
2.地球社会の理解 |
身体としぐさの心理学 多文化・多言語社会を考える |
6単位 | 4単位 | 2単位 | |
3.その他 |
通訳技法 Summer Abroad |
編入学者については、他大学または短期大学において修得した単位が、講座修了のための単位として認定される場合があります。
※表中の単位数に加え、自由選択として専修11単位、主専攻8単位、副専攻10単位を修得する必要があります。
カリキュラムマップはこちらをご覧ください。
卒業生からのメッセージ
詳しくはこちらからご覧ください。
社会調査士
「(一社)社会調査協会」が認定する資格で、アンケート調査やインタビュー調査の仕方、統計処理や調査結果のまとめ方などを習得し、報告書を書いて得られる専門資格です。社会調査に関する基礎的な知識・技能をもち、実際に調査を行う際に必要な分析力と倫理観を備えた人に認められます。マスコミや企業の研究・調査・マーケティング部門、官公庁や自治体の政策部門などでこの資格が注目されています。
一般社団法人社会調査協会のホームページ
資格取得にも対応したカリキュラム
社会調査士資格取得標準カリキュラム | 本学の対応授業科目(2019年度参考) |
A 社会調査の基本的事項に関する科目 | コミュニケーション研究方法の全体像 |
B 調査設計と実施方法に関する科目 | 社会・心理調査の方法 |
C 基本的な資料とデータの分析に関する科目 | 文献・情報の集め方 |
D 社会調査に必要な統計学に関する科目 | データを数量から読み解く |
E 量的データ解析の方法に関する科目 | |
F 質的な分析の方法に関する科目 | インタビュー・面接のスキル、フィールドワークとライフヒストリー分析を学ぶ |
G 社会調査の実習を中心とする科目 | コミュニケーション専門ゼミⅡA・ⅡB(一部ゼミを除く)、共生のフィールドワーク |
6科目すべての単位を履修することが必要です。FとGはどちらかひとつを選択。
認定心理士
「認定心理士(正式名称 日本心理学会認定心理士)」とは、全国規模の心理学系学会として最も歴史のある公益社団法人日本心理学会が、心理学の基礎的な学力と技能を大学で修得したことを保証してくれる資格です。
共益社団法人日本心理学会のホームページ
資格取得にも対応したカリキュラム
認定心理士資格取得標準カリキュラム | 本学の対応授業科目(2019年度参考) |
a 心理学概論 | 心理学(2) 教育心理学(2) |
b 心理学研究法 | 社会・心理調査の方法(2) 行動科学のためのデータ解析(2) |
c 心理学実験 | 心理学実験演習(4) |
d 知覚心理学・学習心理学 | |
e 生理心理学・比較心理学 | |
f 教育心理学・発達心理学 | 青年心理(2) エイジングの心理学と高齢社会(2) 子どもの発達とこれからの教育問題(2) |
g 臨床心理学・人格心理学 | 障害者の心理学と共生社会(2) PTSD と被害者の心理・グリーフワーク(2) 健康・医療におけるコミュニケーションの心理と諸問題(2) |
h 社会心理学・産業心理学 | 対人コミュニケーションの心理学(2) 身体としぐさの心理学(2) 文化の心理学(2) 心理コミュニケーション概論(2) 組織の中の人間関係と心理学(2) |
i 心理学関連科目 | コミュニケーション学探求(2) コミュニケーション専門ゼミⅠA(1) 一部ゼミを除く コミュニケーション専門ゼミⅡA(1) 一部ゼミを除く 卒業論文・卒業制作 |
※( )内は資格取得のために認定される単位数
a~i領域で36単位以上修得することが必要です。
a領域で4単位以上、bc領域で8単位以上(最低4単位分はc領域)、f~h領域のうち3領域以上で16単位以上(各領域で4単位以上)修得することが必要です。