Ferris Life 学生生活/キャリア/グローバル

ボランティアセンター

ferrislife
For Othersの理念に基づいた積極的なボランティア活動は単位にも認定

本学では"For Others"の理念に基づき、多くの学生がボランティア活動に参加しています。
2003年4月に設立した当センターは、学生スタッフ主体で、企画、運営を実施しています。国内外のボランティアをとおして地域、行政、国際機関、他大学等との連携を図っています。また、学生による問題設定、課題解決にも取り組んでいます。
学生が参加するボランティア活動は、子ども(小学校での学習支援等)、障がい者(障がい者施設での活動等)、海外をルーツとする方々(日本語学習支援、国際文化交流等)等に対する取り組み、国際協力(難民支援、フェアトレード等)、演奏ボランティア(音楽の魅力を普及する取り組み等)と多岐に渡っています。また、外部機関・団体と連携をし、国際機関等でのインターンシップ、海外でのワークキャンプ等も取り組んでおり、ボランティアの活動時間や内容によって、単位が認定されます。

flower

プロジェクト

2023年度のハイライト

演奏ボランティア

ボランティアセンター学生スタッフの演奏ボランティアチームと、NPO法人四季の会とのコラボで「こころを彩るコンサート」を開催しました。10月7日(土)13時~14時半で、いずみ野線いずみ中央駅 テアトルフォンテホールを会場に、約150名の来場者がありました。四季の会の利用者の方をはじめ、壇上にあがり一緒に歌う場面など、参加型・交流型のこころあたたまる演奏会でした。

※四季の会は、地域の精神障害を持つ方や家族の支援をしている、精神保健福祉に携わる団体です。

アンネのバラ

2003年に植樹されたバラは、20歳を超え、枯れてしまう木も出てきました。そこで2022年11月に2本の苗を寄贈していただき、新たに植樹、元気に育っています。

献血バス

日本赤十字社神奈川県赤十字血液センターのご協力で、11月24日(金)緑園キャンパスにて献血バスの受け入れを行い、50名を超える学生・教職員の協力を得られました。

主な活動

アンネのバラ育成プロジェクト

本学では、前学長本間慎先生を通して、ホロコースト教育資料センター副理事長(当時)の黒川万千代氏のご協力をいただき、バラ育苗家の山室建治氏より寄贈を受けて、2003年11月17日、緑園キャンパスへの「アンネのバラ」植樹式を行いました。以来、廣石望初代センター長を中心に「アンネのバラ育成プロジェクト」が発足し、学生たちの精力的なボランティアに支えられて、アンネのバラは食堂前の広場に美しい花を咲かせています。

rose

学習支援ボランティア

主に横浜市内の小学校、中学校などで、授業内の教室での学習支援、障がいのある児童へのサポート、校外学習の付き添いなどの活動に関わっています。保育園や子ども食堂などにも協力しています。
また、外国にルーツを持つ子どもたちの日本語支援、学習支援などの活動にもつながりを持っています。

ペットボトルキャップ収集

2008年11月から、フェリスのキャンパス内にペットボトルのキャップの回収BOXが設置され、学生スタッフが広報や回収作業の活動を進めています。回収されたキャップは、NPO法人 ともにあゆむを通じて、JCV(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会)に送られ、ポリオワクチンが途上国に届きます。焼却処分で発生するCO2削減にもつながります。

寿町バザー/使用済み切手収集

センターでは、使っていないタオル、せっけん、使い捨てカミソリを集め、日本キリスト教団寿地区センターに送り、寿町バザーに協力しています。また、使用済み切手、書き損じハガキなどを収集して、日本国際ボランティアセンターと日本キリスト教海外医療協力会に送っています。こうした継続的な取り組みが、社会への貢献につながることを願っています。

世界難民支援・世界人権デー

6月10日の「世界難民の日」や12月10日の「世界人権デー」に関連したイベント等の企画をしています。

演奏ボランティア

音楽を通したボランティア活動を行っています。地域の高齢者施設や福祉施設などに招かれ、演奏を行ったり、一緒に歌ったりする交流活動をしています。

授業との連携

フェリス女学院大学ボランティアセンターでは、授業連携(講演会・シンポジウム・ワークショップ等)を実施しています。

2021年度 12月14日 世界人権デー講演会(オンライン)
「河瀨直美と共に考える ジェンダー推進と社会の受け皿」

2020年度
12月14日 世界人権デー・講演会「杉原千畝生誕 120 年記念講演・杉原千畝とリトアニア」(オンライン)
ゲディミナス・バルブオリス氏(駐日リトアニア共和国特命全権大使)
1月25日 国際シンポジウム「日本と減災教育―ESD・SDGsの取り組みからみた減災の街づくりと海外とのパートナーシップ」(オンライン)
松浦晃一郎大使(第8代ユネスコ事務局長)
戸羽太氏(陸前高田市長)
春田博己氏(外務省国際協力局地球規模課題総括課課長補佐)
竹本明生氏(国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)プログラムヘッド)
Dr. Harkunti P. Rahayu(Bandung Institute of Technology教授)

2019年度
7月8日 TICADⅦ特別講演会「私たちが国際協力する理由 第7回アフリカ開発会議に向けて」
紀谷昌彦氏(アフリカ開発会議(TICAD)担当大使)
10月31日 「国際交流への招待」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ
11月18日 アンネ・フランク生誕90周年記念講演「1938年頃の日本のユダヤ政策と樋口季一郎」
樋口隆一氏(明治学院大学名誉教授)
11月25日 「アフリカを学ぶ」堀尾藍氏
12月16日 防災シンポジウム「減災教育のあり方と大学の役割~子どもから高齢者まで誰一人取り残さない~」
及川幸彦主幹研究員(東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター)
江原顕 氏 (横浜市健康福祉局地域福祉保健部福祉保健課担当課長)
松岡広路教授 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科)
大西比呂志国際交流学部教授
1月15日 「企業と倫理/他者との共生:For Others」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ
2018年度 12月10日 世界人権デー特別講演会「国際協力とジェンダー」
成瀬猛氏(元独立行政法人 国際協力機構/JICAパレスチナ所長)
11月28日 「ボランティアと広報戦略」野田直人氏(日本福祉大学大学院客員教授)
11月22日 「国際交流への招待」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ
1月16日 「企業と倫理/他者との共生:For Others」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ
過去の活動はこちら

2017年度  12月11日  世界人権デー特別講演会「世界と日本の難民問題~政治と人権の狭間で~」
滝澤三郎氏(国連UNHCR協会理事長)
11月23日  「国際交流への招待」堀尾藍氏
1月17日  「企業と倫理/他者との共生:For Others」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ
2016年度 5月19日  「人権保障と法」ボランティアセンター学生スタッフ
11月17日  「国際交流への招待」上條直美氏
1月17日  「他者との共生:For Others」高柳彰夫センター長、ボランティアセンター学生スタッフ
2015年度 1月12日  「他者との共生:For Others」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ
11月5日  「国際交流への招待」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ
6月3日  「ファシリテーターの理論と実践A」中村清美氏
2014年度  12月2日  「世界の学びを広げる(5)災害と女性」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ
11月27日  「国際交流への招待」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ
7月4日  「多文化・多言語社会を考える」上條直美氏
6月20日・27日  「多文化・多言語社会を考える」早川秀樹氏
2013年度  6月21日  「国際多文化協働プログラム~違いを超えて手をつなぎ合うフェリスの試み」谷口奈美氏
6月14日  「在日難民と難民支援の現場から~ここから人権を考える」大山寛子氏、ゲスト証言者Eさん
6月7日  「移住者と日本社会~多民族・多文化社会とボランティアの可能性」小笠原公子氏
2012年度 7月5日  「多文化・多言語社会を考える」ユルドゥルム・寛子氏、ユルドゥルム・エレン氏
2011年度  6月20日  「えん罪と死刑について考える」古川龍樹氏
2010年度 1月17日  ピースボート(曹美樹氏)
6月14日  「世界の人権状況」土井香苗氏
5月10日  「日本の難民対応と私たち」大山寛子氏、ゲスト証言者Aさん
2009年度 1月25日  「隣の難民と出会って~日本の対応と私たち」 ゲスト(証言者)Eさん
12月21日  「これからの多文化教育 裵安(ペイ・アン)さんをお招きして」裵安氏(共生のまちづくりネットワークよこはま代表/かながわ外国人すまいサポートセンター理事長)
11月30日  「核との共存を強いられた青森の町から」山田清彦氏(元三沢市会議員/核燃を考える市民の会代表)
11月23日  「泉区・多文化共生の町への取り組み」早川秀樹氏(多文化まちづくり工房 代表)
11月23日  「アンネのバラと平和について」黒川万千代氏(日本ホロコースト資料センター副理事長)