ボランティアセンター
For Othersの理念に基づいた積極的なボランティア活動は単位にも認定
本学では"For Others"の理念に基づき、多くの学生がボランティア活動に参加しています。
2003年4月に設立した当センターは、学生スタッフ主体で、企画、運営を実施しています。国内外のボランティアをとおして地域、行政、国際機関、他大学等との連携を図っています。また、学生による問題設定、課題解決にも取り組んでいます。
学生が参加するボランティア活動は、子ども(小学校での学習支援等)、障がい者(障がい者施設での活動等)、海外をルーツとする方々(日本語学習支援、国際文化交流等)等に対する取り組み、国際協力(難民支援、フェアトレード等)、演奏ボランティア(音楽の魅力を普及する取り組み等)と多岐にわたっています。また、外部機関・団体と連携をし、国際機関等でのインターンシップ、海外でのワークキャンプ等も取り組んでおり、ボランティアの活動時間や内容によって、単位が認定されます。

プロジェクト
2025年度のハイライト
演奏ボランティア
音楽学部生による演奏ボランティアは、地域交流を大切にする本学ならではの活動です。今年度は泉区内のNPO法人や幼稚園、地域ケアプラザといった6か所のクリスマスイベントで演奏を行いました。
この活動の目的は、生演奏を通じて地域の高齢者や子どもたちとつながることです。単に音楽を聴いてもらうだけでなく、あたたかな交流の場を作ることで、地域の方々に元気や癒しを感じてもらえるような活動を目指しています。
アンネのバラ
2003年に植樹されたバラは20歳を超え、枯れてしまう木もでてきましたが、花びらを丁寧に乾燥させ、ポプリ作りワークショップを行いました。
また、フォトコンテストを開催し、順位付けをせずに全ての作品を学内3か所にて展示しました。
2025年11月に5本の苗を購入、新たに植樹し元気に育っています。

就労支援事業所による学内販売のボランティア活動
泉区障害福祉自立支援協議会とフェリスの協働で実施されている学内販売活動に、2025年度よりボランティアセンターが参画し、学生ボランティア活動として実施されるようになりました。協議会に所属している障害者施設の就労支援事業所6団体が5月~1月の間、週1回のペースでお昼休みに学内販売をしています。今年度は約13名の学生がボランティアとして参加し、販売のお手伝いや利用者の方々との交流を経験しました。
学内販売はクッキーなどのお菓子類、コーヒー、うどん、ピザなど食べ物が中心で、学生、教職員にも好評です。
販売益は利用者さんたちの収入となり、自立した生活のために還元されます。

主な活動
アンネのバラ育成プロジェクト
本学では、前学長本間慎先生を通して、ホロコースト教育資料センター副理事長(当時)の黒川万千代氏のご協力をいただき、バラ育苗家の山室建治氏より寄贈を受けて、2003年11月17日、緑園キャンパスへの「アンネのバラ」植樹式を行いました。以来、廣石望初代センター長を中心に「アンネのバラ育成プロジェクト」が発足し、学生たちの精力的なボランティアに支えられて、アンネのバラは食堂前の広場に美しい花を咲かせています。
学習支援ボランティア
主に横浜市内の小学校、中学校などで、授業内の教室での学習支援、障がいのある児童へのサポート、校外学習の付き添いなどの活動に関わっています。保育園や子ども食堂などにも協力しています。
また、外国にルーツを持つ子どもたちの日本語支援、学習支援などの活動にもつながりを持っています。
ペットボトルキャップ回収
2008年11月から、フェリスのキャンパス内にペットボトルのキャップの回収BOXが設置され、学生スタッフが広報や回収作業の活動を進めています。回収されたキャップは、NPO法人 ともにあゆむを通じて、JCV(認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会)に送られ、ポリオワクチンが途上国に届きます。焼却処分で発生するCO2削減にもつながります。
寿町バザー/使用済み切手収集
センターでは、使っていないタオル、せっけん、使い捨てカミソリを集め、日本キリスト教団寿地区センターに送り、寿町バザーに協力しています。また、使用済み切手、書き損じハガキなどを収集して、日本キリスト教海外医療協力会に送っています。こうした継続的な取り組みが、社会への貢献につながることを願っています。
献血バス
日本赤十字社神奈川県赤十字血液センターのご協力で、2025年10月17日(金)緑園キャンパスにて献血バスの受け入れを行い、受付数63名、献血数48名の学生·教職員による協力を得られました。
演奏ボランティア
音楽を通したボランティア活動を行っています。地域の高齢者施設や福祉施設などに招かれ、演奏を行ったり、一緒に歌ったりする交流活動をしています。
D & I (Diversity & Inclusion) Zone共同企画
アジア学院スタディツアー(キリスト教センター共催)
キリスト教センター、国際センター、ボランティアセンターの合同プログラムとして実施されました。アジア学院はキリスト教の精神に基づき作られた学校で、アジア、アフリカ、ラテンアメリカを中心に農村コミュニティワーカーを研修生として受け入れ、約9カ月間の学びを経てそれぞれの農村に戻り、人々に仕える人材を養成しています。
広い敷地には、研修生の宿泊所、研修施設、食堂のほか、農場、家畜、加工食品作業場、コンポスト、養魚場などさまざまな施設があり、全体をキャンパスとしています。この中で食料はほぼ自給しています。
1泊2日の滞在で、キャンパス内を見学したり、世界各国から来るボランティアスタッフと交流したり、手で食べる体験をしたりと「いのちと食べもの」を体感し、自分とゆっくり向き合う時間を過ごします。
日程 :2025年6月14日(土)~15日(日)
参加者:計8名
主催 :キリスト教センター、ボランティアセンター、国際センター
公開授業(Gem主催)
ジェンダースタディーズセンター(Gem)主催公開授業に共催しました。
・「戦後80年企画 彼女のことを忘れない ~戦時性暴力の記憶~」
主催:ジェンダースタディーズセンター
共催:ボランティアセンター
■企画展
日時:2025年7月15日(火)~7月25日(金)
会場:大学附属図書館2階イベントプラットフォーム
■公開講座
李昤京(リ・リョンギョン)研究教授による公開講義
日時 :2025年7月17日(木)13:10~14:40
担当教員:グローバル教養学部国際社会学科 矢野久美子教授
ゲスト :李昤京(リ・リョンギョン)聖公会大学研究教授
テーマ :「文玉珠と森川万智子の絆と人生―証言の証言者―」
藤巻光浩教授による公開講義
日時 :2025年7月10日(木)10:40~12:10
2025年7月17日(木)10:40~12:10
担当教員:グローバル教養学部文化表現学科 藤巻光浩教授
テーマ :7月10日(木)「慰安婦問題」の現在と争点の整理」
7月17日(木)「被害者たちの紹介&市民社会における女性国際戦犯法廷の意義」
■映画上映会&トークショー
学生による絵本「花ばあば」の朗読、映画「私が描きたいこと」(クォン・ヒョ監督、2012年)の上映、李昤京研究教授を招いてのトークショー。
日時 :2025年7月19日(土)13:30~16:00
会場 :緑園キャンパスCLA棟3階2302
参加者数:38名(一般参加者、関係者含む)
授業との連携
フェリス女学院大学ボランティアセンターでは、授業連携(講演会・シンポジウム・ワークショップ等)を実施しています。
| 2024年度 | 5月30日 | 公開授業:NPO法人鎌倉てらこや「目の前の"遊び"が社会を変える」 空由佳子先生(国際交流学部)/ゲスト 小木曽駿氏(認定NPO法人鎌倉てらこや副理事長・事務局長)、てらこや学生スタッフ |
| 2022年度~2023年度は、コロナ禍のため活動なし | ||
| 2021年度 | 12月14日 | 世界人権デー講演会(オンライン) 「河瀨直美と共に考える ジェンダー推進と社会の受け皿」 |
2020年度 |
12月14日 | 世界人権デー・講演会「杉原千畝生誕 120 年記念講演・杉原千畝とリトアニア」(オンライン) ゲディミナス・バルブオリス氏(駐日リトアニア共和国特命全権大使) |
| 1月25日 | 国際シンポジウム「日本と減災教育―ESD・SDGsの取り組みからみた減災の街づくりと海外とのパートナーシップ」(オンライン) 松浦晃一郎大使(第8代ユネスコ事務局長) 戸羽太氏(陸前高田市長) 春田博己氏(外務省国際協力局地球規模課題総括課課長補佐) 竹本明生氏(国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)プログラムヘッド) Dr. Harkunti P. Rahayu(Bandung Institute of Technology教授) |
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2019年度 |
7月8日 | TICADⅦ特別講演会「私たちが国際協力する理由 第7回アフリカ開発会議に向けて」 紀谷昌彦氏(アフリカ開発会議(TICAD)担当大使) |
| 10月31日 | 「国際交流への招待」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ | |
| 11月18日 | アンネ・フランク生誕90周年記念講演「1938年頃の日本のユダヤ政策と樋口季一郎」 樋口隆一氏(明治学院大学名誉教授) |
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| 11月25日 | 「アフリカを学ぶ」堀尾藍氏 | |
| 12月16日 | 防災シンポジウム「減災教育のあり方と大学の役割~子どもから高齢者まで誰一人取り残さない~」 及川幸彦主幹研究員(東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター) 江原顕 氏 (横浜市健康福祉局地域福祉保健部福祉保健課担当課長) 松岡広路教授 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 大西比呂志国際交流学部教授 |
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| 1月15日 | 「企業と倫理/他者との共生:For Others」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ | |
| 2018年度 | 12月10日 | 世界人権デー特別講演会「国際協力とジェンダー」 成瀬猛氏(元独立行政法人 国際協力機構/JICAパレスチナ所長) |
| 11月28日 | 「ボランティアと広報戦略」野田直人氏(日本福祉大学大学院客員教授) | |
| 11月22日 | 「国際交流への招待」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ | |
| 1月16日 | 「企業と倫理/他者との共生:For Others」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ | |
過去の活動はこちら
| 2017年度 | 12月11日 | 世界人権デー特別講演会「世界と日本の難民問題~政治と人権の狭間で~」 滝澤三郎氏(国連UNHCR協会理事長) |
| 11月23日 | 「国際交流への招待」堀尾藍氏 | |
| 1月17日 | 「企業と倫理/他者との共生:For Others」堀尾藍氏、ボランティアセンター学生スタッフ | |
| 2016年度 | 5月19日 | 「人権保障と法」ボランティアセンター学生スタッフ |
| 11月17日 | 「国際交流への招待」上條直美氏 | |
| 1月17日 | 「他者との共生:For Others」高柳彰夫センター長、ボランティアセンター学生スタッフ | |
| 2015年度 | 1月12日 | 「他者との共生:For Others」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ |
| 11月5日 | 「国際交流への招待」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ | |
| 6月3日 | 「ファシリテーターの理論と実践A」中村清美氏 | |
| 2014年度 | 12月2日 | 「世界の学びを広げる(5)災害と女性」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ |
| 11月27日 | 「国際交流への招待」上條直美氏、ボランティアセンター学生スタッフ | |
| 7月4日 | 「多文化・多言語社会を考える」上條直美氏 | |
| 6月20日・27日 | 「多文化・多言語社会を考える」早川秀樹氏 | |
| 2013年度 | 6月21日 | 「国際多文化協働プログラム~違いを超えて手をつなぎ合うフェリスの試み」谷口奈美氏 |
| 6月14日 | 「在日難民と難民支援の現場から~ここから人権を考える」大山寛子氏、ゲスト証言者Eさん | |
| 6月7日 | 「移住者と日本社会~多民族・多文化社会とボランティアの可能性」小笠原公子氏 | |
| 2012年度 | 7月5日 | 「多文化・多言語社会を考える」ユルドゥルム・寛子氏、ユルドゥルム・エレン氏 |
| 2011年度 | 6月20日 | 「えん罪と死刑について考える」古川龍樹氏 |
| 2010年度 | 1月17日 | ピースボート(曹美樹氏) |
| 6月14日 | 「世界の人権状況」土井香苗氏 | |
| 5月10日 | 「日本の難民対応と私たち」大山寛子氏、ゲスト証言者Aさん | |
| 2009年度 | 1月25日 | 「隣の難民と出会って~日本の対応と私たち」 ゲスト(証言者)Eさん |
| 12月21日 | 「これからの多文化教育 裵安(ペイ・アン)さんをお招きして」裵安氏(共生のまちづくりネットワークよこはま代表/かながわ外国人すまいサポートセンター理事長) | |
| 11月30日 | 「核との共存を強いられた青森の町から」山田清彦氏(元三沢市会議員/核燃を考える市民の会代表) | |
| 11月23日 | 「泉区・多文化共生の町への取り組み」早川秀樹氏(多文化まちづくり工房 代表) | |
| 11月23日 | 「アンネのバラと平和について」黒川万千代氏(日本ホロコースト資料センター副理事長) |

