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本学の学生が「チャレンジ!!オープンガバナンス(COG2025)」最終公開審査(ファイナリスト 2件/ポスター展 1件)に選出されました
CLAコア科目「情報とメディアのリテラシー」の履修生と公認団体GISが「チャレンジ!!オープンガバナンス(COG2025)」最終公開審査(ファイナリスト/ポスター展)に選出されました。
チャレンジオープンガバナンス(COG)は、市民と行政の新たな協働で進化を遂げる公共圏をめざす東京大学公共政策大学院発、デジタル庁・内閣府等も後援する地域課題解決コンテストで、今年で10年目を迎えます。
2025年度は、全国から63件のアイデア応募があったとのことです。本学の学生3団体が提案を応募し、ファイナリスト(2件)およびポスター展(1件)に選出されました。
選考結果
COG2025最終公開審査対象アイデア 13件
COG2025セミファイナリスト(ミニプレゼン)+オンライン投票対象アイデア 15件
COG2025ポスター展+オンライン投票対象アイデア 26件
最終選考
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日時 |
2026年3月8日(日)10:30〜 |
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場所 |
東京大学 武田先端知ビル 武田ホール(ハイブリッド開催) 会場参加・オンライン視聴ともに、投票が可能です。 参加、視聴、投票には事前登録が必要となっています。 ぜひ、ご登録(参加申込み)のうえ応援をお願いいたします。 |
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参加申込み |
3月8日(日)の参加登録 Jotform 【一般参加の登録締切:3/5(木)】:https://x.gd/AD2fk |
【ファイナリスト選考の2チームの紹介】
①真鶴町への提案:CLAコア科目「情報とメディアのリテラシー」履修生
この提案では、真鶴町の地域課題として提供した「まちに住む!こどもが元気に育ち、若者が地域とつながる暮らし」をテーマに、CLAコア科目「情報とメディアのリテラシー」の授業を通して、ソーシャルデザインを実践・習得しながら、Code for Manazuru(真鶴町民や真鶴ファンで結成したチーム)と共に提案を創り上げました。
世の中にあふれる情報を収集・整理・加工し発信するチカラ。そんな「情報とメディアのリテラシー」を、「ソーシャルデザイン」という作法を実践する中で習得する授業。真鶴町と社会一般のこども・若者をめぐる統計情報や、真鶴町のフィールドワークを通して収集した「現場の当事者の声」をもとに、全情報を整理した「イシューマップ」(課題の全体像)を作成、そこから「手の届く実現可能な課題」(プロジェクト・イシュー)を探し出し、解決策を見い出すソーシャルデザインを実践しました。
最終的には、「仕事の選択肢が少ない」という真鶴町と日本の地方が抱える人口流出の大きな課題に対して、解決の第一歩として「地域の仕事を知る」から解決を図る場を実際に真鶴町で創る提案を作成しました。
祖父の代で市場への出荷を停止した農園を残したい想い溢れる真鶴育ち、そしてフェリス女学院大学のOGでもある若者が立ち上がり、農園を若い世代が真鶴を知り真鶴とつながるワクワクするような共創の場として再生する「オープンナレッジ農園」を開園するプロジェクトが立ち上がっています。
「農業+農地から生まれる世界」を若い世代を中心に考え行動していくプロジェクトです。農作業のお手伝い・体験に加え、農園の土中環境調査活動、青空教室(真鶴の産業や暮らしを知る)、蒸留ワークショップ、商品開発・マーケティング等、農園発の様々な企画を立ち上げ、そこから生まれる多様な知見をオープンナレッジとして公開・共有し、人が循環し、共創が生まれる農園を創っていきます。
CLAコア科目「情報とメディアのリテラシー」の履修生とフェリス女学院大学のOGがつながり始まった若い世代によるワクワク農園再生プロジェクト。プロジェクトに参加したい人も大歓迎!COGファイナルで、真鶴町民の皆さんと一緒に発表しますので、応援よろしくお願いします。
提案資料:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2025/final/idea/017_idea.pdf
ポスター:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2025/final/leaflet/017_leaflet.pdf



②横浜市への提案:公認団体GIS研究会 1年生チーム
この提案では、横浜市の地域課題に挙げられた、横浜市が推進する「リビングラボ」のネットワークを基盤とし、その活動指針である「サーキュラー・エコノミーplus」が掲げる「ひと」と「まち」のエンパワーメントを具現化するため、横浜市が直面する「郊外住宅地における休耕地の増加」「エネルギー自給率の向上と脱炭素化」「障害者や子ども・若者の社会参画・就労支援」、そして「人口減少に伴う地域コミュニティの希薄化」という地域課題を取り上げました。
大学(緑園キャンパス)のある横浜市泉区を舞台に、休耕地を活用して「エネルギー」と「地域のつながり」を同時に生み出す「サーキュラー・イエロー・プロジェクト」を提案しました。
■ 「一石六鳥」の循環型モデル:サーキュラー・イエロー・プロジェクトとは?
本プロジェクトは、泉区内の休耕地等を活⽤し、障害者や⾼齢者、⼦ども・若者な どあらゆる世代が参画して、菜の花と向⽇葵を栽培する活動を広げて⾏く取組みです。そして、菜の花と向⽇葵の開花後には、それぞれの種から油を搾り、バイオマスとして区内の家庭や事業所などで様々な⽤途で活⽤します。併せて、植物由来の廃⾷油を回収・循環させる取組を⼩中学校と地域団体、企業が連携し、泉区内で展開することにより、区域全体で「景観向上×にぎわい創出×脱炭素×資源・エネルギー循環×⽣きづらさを抱える市⺠の就学・就労⽀援×地域のつながりづくり」を、⼀⽯六⿃で同時に達成して⾏きます。 この取組により、横浜市泉区を地域の誰もがやりがいを感じながら、社会・経済活動に参加することで、⼀緒に成⻑し合いながら、⼤都市でもエネルギー⾃給率100%を⽬指す「Grow Together City 100」(地域の多様な主体の 共創によって実現するエネルギー⾃給率100%都市)として⽣まれ変わらせたいと考えています。また、「GREEN×EXPO 2027」を契機に、この泉区の取組を横浜市域全体に、そして神奈川県全域へ、さらに全国へと広げて⾏きたいです。
この活動は、以下の6つの価値を同時に創出することを目指しています。
- 景観向上: 街中を黄色い花々で彩る。
- にぎわい創出: 地域の交流拠点としての農地活用。
- 脱炭素: 植物由来のクリーンエネルギー活用。
- 資源循環: 家庭・事業所の廃食油を回収・再利用。
- 就学・就労支援: 障がい者や生活困窮者の方の働く場を創出。
- 地域のつながり: 世代を超えた多様な主体の共創。
■ 産官学民が「ONE TEAM」で挑む「Grow Together City 100」
本提案の最大の特徴は、小学生から大学生、福祉施設、企業、行政など、多様な組織がそれぞれの役割を持って参画している点です。
- 次世代の参画: 地元小学生が廃食油からキャンドルを作り、地域バスの運行を支援
- 福祉と農業の融合: 社会福祉法人が中心となり、農業を通じて誰もが生き生きと働ける場を提供
- 産学連携: フェリス女学院大学や民間企業が、仕組みづくりや情報発信を強力にバックアップ
これらの連携により、大都市でありながらエネルギー自給率100%を目指す「Grow Together City 100」というビジョンを掲げています。
■ 「GREEN×EXPO 2027」を契機に全国へ
2027年に開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)を大きな節目として、泉区から横浜全域、さらには日本全国へとこのモデルを広げていく構えです。「誰一人取り残さない」持続可能な未来が、泉区の黄色い花畑から動き出そうとしています。

提案資料:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2025/final/idea/016_idea.pdf
ポスター:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2025/final/leaflet/016_leaflet.pdf
【ポスター展の選考チームの紹介】
▪広島県への提案:公認団体GIS研究会 2年生チーム
この提案では、広島市の地域課題に挙げられた、観光過疎地の活性化についての課題に取り組みました。広島県では、宮島・原爆ドームへの観光客集中が続く一方、他地域が「通過型」となり消費が生まれない課題があります。既存の「インフラツーリズム」も施設紹介に留まっているため、デジタル技術を駆使し、低コストで地域の魅力を世界へ発信できるアイデアを募集中です。歴史的土木施設などの価値を再定義し、思わず足を運びたくなる仕掛けを作ることで、県内全域への周遊と観光消費の拡大を目指すことが期待されています。
提案したアイデア
「路面電車で巡るインフラ施設謎解きツアー その移動は、冒険になる。 」をタイトルに掲げ、広島の象徴的インフラである「路面電車(広島電鉄)」を単なる移動手段としてではなく、街全体を舞台にし た「謎解きゲーム」のフィールドとして再定義しました。アプリ不要の Web システムを活用し、観光客を平和公園・宮島という「点」の観光から、生活路線への「線」の動きへと誘導。インフラ遺産や路地裏の名店を巡る ことで、Z 世代の若者や外国人観光客に「面」としての広島のリアルな姿を楽しんでいただき、地域には「消費と回遊」をもたらす、学生主体の持続可能な観光モデルです。
提案の詳細は、こちらをご覧ください。
提案資料:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2025/final/idea/054_idea.pdf
ポスター:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2025/final/leaflet/054_leaflet.pdf
【CLAコア科目「情報とメディアのリテラシー」】
「情報とメディアのリテラシー」では、社会にあふれる情報を正しく理解し、活用する力を身につけることを目的としています。その学びの手法として、「ソーシャルデザイン」を取り入れ、情報の収集・整理・発信を通じて、社会課題を創造的に解決する力を養います。
授業では、「地域・地方・ローカル」を題材に、現代社会が直面する課題とその解決策を探りながら、情報を適切に活用する実践的なスキルを習得します。人口減少や少子高齢化といった課題を単なる問題として捉えるのではなく、新たな価値を生み出す視点を養うことも大きな狙いです。
本授業を通じて、受講者は情報とメディアのリテラシーに関する自分なりの考えを深めるとともに、新しい生き方や社会の可能性に気づき、視野を広げることが期待されます。十人十色のアイデアを楽しみながら、実践的な学びを体験することを期待しています。
【公認団体GIS研究会】
GIS研究会は、デジタルと地域資源を活用し、地域のまちづくりに貢献する活動を目的とした公認団体です。2002年に、神奈川県警察の協力のもと、緑園都市の防犯マップを作成したことをきっかけに、発足しました。学部や学科を問わず、COG、大学生観光まちづくりコンテストや大学祭への出展など、さまざまな活動を行っています。メンバーは、プロジェクトを達成する楽しさを共有しながら活動しています。
(主な活動内容)
・大学生観光まちづくりコンテストへの参加
地域活性化をテーマにしたコンテストに参加し、実績を上げています。
2016年のコンテストでは「ミズベリングの宝石箱 ―あったらいいなを詰め込んだリノベーションの提案―」でミズベリング賞を受賞。
https://gaku-machi.jp/contest-2016-yamanashi/
・チャレンジ!!オープンガバナンス(COG)への参加
2016年「目指せ犯罪ゼロ!住みやすい街 緑園都市―緑園の犯罪被害0を目指し、市民の力で安心安全なまちづくりを目指す―」が、ファイナリストに選考。
2022年「みんなの快適♡ランチ:アレルギーに配慮したアプリの提案」が、セミファイナリストに選考され、金賞を受賞。
2025年「真鶴キッズITラボ〜デジタルで真鶴を世界へ〜」がポスター展で金賞を受賞。
【参考】
2025.02.18 本学の学生が「チャレンジ!!オープンガバナンス(COG2024)」最終公開審査(ファイナリスト/ポスター展)へ選抜されました
https://www.ferris.ac.jp/news/2025/02/1906.html
設立当時からのネットワークを大事にし、行政・地域の方々と協働し、ICTスキルを高めるととともに、地域の課題解決について、日々取り組んでいます。