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教員紹介・ゼミナール

教員紹介

SHINJOH, Michihiko

新城 道彦 (しんじょう みちひこ)

教育研究業績詳細はこちら

職位

教授

大学院での研究指導分野

東アジアの近現代史

専門分野

東アジアの近現代史

教育・研究内容の紹介

日本は明治から昭和初年にかけて琉球・台湾・南樺太・朝鮮・関東州・南洋群島などを領有し、〈帝国〉を自称しました。いまからわずか70年もさかのぼれば、われわれが想起する日本とはまったく異なる〈日本〉があったのです。授業では、〈帝国〉と〈植民地〉をキーワードに、現代東アジアにおける諸問題の根源を考察します。

主要な教育研究成果

東アジアの皇帝や王といった存在に関心を持ち、日韓の近現代史を研究しています。日本には1947年まで皇族・華族・一般人以外に王公族という身分が存在しました。1910年の韓国併合の際に大韓帝国の皇室を日本に編入するために創設した身分です。こうした歴史に埋もれた存在に光をあて、日韓の近現代史をこれまでとは違う角度から論じようとしています。


朝鮮王公族(単著)
出版社:中央公論新社
発 行:2015年

主要業績 著書

『大韓帝国の保護と併合』(共著)東京大学出版会 2013.2

著書

『朝鮮王朝「儀軌」百年の流転』(共著)NHK出版 2011.10

著書

『天皇の韓国併合―王公族の創設と帝国の葛藤―』(単著)法政大学出版局 2011.8

論文

「韓国併合における韓国皇帝処遇問題」(単著)『日本歴史』第732号 2009.5

学歴

2009年3月 九州大学大学院比較社会文化学府国際社会文化専攻博士後期課程単位取得退学

最終取得学位

2010年3月 博士(比較社会文化)(九州大学)

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