Ferris Life 学生生活/キャリア/グローバル

宗教センター

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キリスト教の精神に基づき、さまざまな活動を展開

本学はキリスト教精神に基づき、日本初の女子教育機関として設立されました。現在においても、宗教センターが中心となって日々のキャンパスライフのなかでキリスト教関連活動が行われています。

大学におけるキリスト教

「何ごとも利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、 他人のことにも注意を払いなさい。互いにこのことを心がけなさい。それはキリスト・イエスにもみられるものです。」(フィリピの信徒への手紙2章3-5節)

「めいめい他人のことにも」と訳された部分のギリシア語本文が、7号館文学部棟の2階ホールの壁面にレリーフで飾られています。

大学は、そこで学ぶ者が自分の才能や個性を発見し、大切に育み伸ばしてゆくための場所です。しかしそのための努力が利己心や虚栄心からなされるとき、 人は孤独で貧しい存在になります。むしろ他者の優れたところに感動し、そこから互いに学びあう開かれた姿勢が、大学生活を豊かにするために大切です。

同じことは、文化や宗教そして国家相互の関係にも当てはまります。経済の地球規模化と共に急速に進行する文化の多元化や社会の国際化は、 文化や宗教の違いを壁としてではなく、豊かな多様性のためのチャンスと捉える姿勢を、私たちに求めています。

目に見えるかたちで「優れている」点がなくても、キリストがそうされたように、その人や文化や国を尊敬すべきなのです。そのとき初めて他者が見えてくるし、 私たちは謙虚になれる。フェリス女学院大学が目指すキリスト教主義は、そのようなものです。

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