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ボランティアセンター

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For Othersの理念に基づいた積極的なボランティア活動は単位にも認定

本学では"For Others"の理念に基づき、多くの学生がボランティア活動に参加しています。
2003年4月に設立した当センターは、学生スタッフ主体で、企画、運営を実施しています。国内外のボランティアをとおして地域、行政、国際機関、他大学等との連携を図っています。また、学生による問題設定、課題解決にも取り組んでいます。
学生が参加するボランティア活動は、子ども(小学校での学習支援等)、障がい者(障がい者施設での活動等)、海外をルーツとする方々(日本語学習支援、国際文化交流等)等に対する取り組み、国際協力(難民支援、フェアトレード等)、演奏ボランティア(音楽の魅力を普及する取り組み等)と多岐に渡っています。また、外部機関・団体と連携をし、国際機関等でのインターンシップ、海外でのワークキャンプ等も取り組んでおり、ボランティアの活動時間や内容によって、単位が認定されます。

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センター概要

ボランティアとは?

ボランティアとは、voluntas(=自由意志)に由来しており、「有志、志願者」などの意味があります。つまり、自主的かつ積極的な活動をする人のことをボランティアと呼んでいます。 しかし、善意の押し付けとなるのではなく、現場に立ち、現場の人に寄り添い、共感し理解しあうこと、その中で教えられたことを活動の中で生かしていくことが、ボランティア活動においては、とても大切です。

そもそもボランティアってなに?

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ボランティアの中心にあるもの...

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運営方針 ~大学の理念とボランティアセンター~

「For Others」の理念のもとで「自立した女性」を育成することは、フェリスの教育目標の一つです。ボランティア活動は、学生たちが自分から社会に出て行って問題を発見し、その解決のための理念と計画を立て、他の人々と協力しながら行動してゆくことです。そのプロセスが学びになります。ボランティアセンターは、こうした視点に立って学生たちが、自分から社会に出て行って問題を発見し、その解決のための理念と計画を立て、他の人々と協力しながら行動してゆく能力を養う必要があります。ボランティアセンターは、こうした視点に立って、これまでは学生個人の自主性に委ねられてきたボランティア活動を、大学として積極的にサポートすることを目標としています。これと連動して、2003年度から「ボランティア活動1,2,3」が単位化されました。

  1. センターは、ボランティア活動を通して、学生と大学、社会(国内と国外)をつなぐ役割を目指します。
  2. センターは、学生が希望する活動領域で、信頼できる活動場所を紹介できるよう、コーディネーターの指導のもとで情報の収集と調査を行います。さらにボランティアに関連する領域を扱う教員、地域の社会福祉協議会や他大学のボランティアセンターとの交流を積極的に進め、ネットワーク化を促進します。
  3. センターは、センターを訪ねる学生たちの自主性を重視し、活動場所とのマッチングに配慮します。また大学と学生が、「For Others」の理念のもとで目的を共有する対等な人間であることを自覚し、学生たちと対話し、問合せや相談に対応します。またモニタリングを行うことで活動中の学生たちを支援し、活動状況を知ることと並んで、活動先で得られた貴重な経験の共有化に努めます。活動が終了した後は、学生自身による自己評価を促し、場合によっては成果を社会に還元するための活動を行います。
  4. センターは、学生参画型の運営を目指します。とくに学生スタッフの募集と育成に努めます。学生の企画立案によるボランティア事業を支援するために、情報と場所を提供します。
  5. センターは、学内のボランティア団体を支援します。各団体の目的と活動趣旨を理解し、ニーズを知るために話合いの場を設け、可能な支援について検討します。
  6. センターは、写真展・講演会・ワークショップなどの催しと並んで、Newsletterの発行、ホームページの作成などによる広報活動を積極的に行います。

センターは、以上のような活動を通して、学生たちが、自分を含む人間や自然の「根源的な尊厳」に対する感性を養い、現代社会の抱える諸問題について「実践的な知性」を育み、そして社会における「市民参画型」の合意形成を促進するためのコミュニケーション能力を身につけてくれることを、場合によっては卒業後の進路につながってゆくことを、また大学が、社会的な貢献度と知名度を高めてゆくことを目指します。

(2003年4月確定)

ボランティアセンターの中期計画(2021-2025)の柱

  • 「For Others」の理念に基づく人材育成事業の充実
  • 意思決定を担う女性への人材育成
  • 社会的課題への取り組み機会の拡充

活動報告書

ボランティアセンターでは、1年間の活動をふりかえり『活動報告書』としてまとめています。PDFファイ
ルにて冊子(抜粋)を掲載いたしますのでぜひご覧ください。完全版はボランティアセンターにて閲覧が
できます。

年間カレンダー

開催月

イベント名

内容

4月

新入生オリエンテーションバリフリ・ボラセン合同説明会

履修説明会

ボラセンスタッフ募集

ボランティアセンターの活動紹介、ボランティア活動科目履修の仕組みについての説明

5月

各種活動説明会

国際機関実務体験プログラム説明会

新スタッフ研修

学習支援ボランティア、NPO/NGO

横浜市国際交流協会(YOKE)主催

6月

アンネのバラ礼拝

アンネ・フランクの誕生日にちなんで

7月

 

 

8月

(国際機関実務体験プログラム実施)

 

9月

スタッフ研修会

 

10月

ボランティア講習会

履修説明会

 

11月

大学祭

アンネのバラ礼拝

 

バラ植樹記念

12月

 

 

1月

 

 

2月

(国際機関実務体験プログラム実施)

 

3月

スタッフ研修会

 

通年

アンネのバラ園芸チーム(花壇の手入れ)

演奏ボランティアチーム

 

※ボランティア活動科目履修を検討している学生は、説明会・講習会への参加をお勧めしています。

ボランティアセンター

〒245-8650
横浜市泉区緑園4-5-3 フェリス女学院大学CLA棟2階 ボランティアセンター
TEL:045-812-8462 FAX:045-812-8467
e-mail:volunt@ferris.ac.jp
開室時間:⽉〜⾦ 10:00〜17:00
上記以外に学事⽇程により、臨時閉室となる場合があります。