初習外国語

授業風景
和やかで活発なクラス
気心の知れたクラスメイトたちとの和気あいあいとしたムードの中で活発な授業を展開しています。スペインやラテンアメリカの音楽・映画・ドラマなども教材として取り上げながら、話す・聞く・読む・書くの4技能を着実に身につけていきます。一緒に学んだ友人たちと卒業旅行でスペインへ、という目標に向けてがんばっている学生たちも多くいます。
日本語話者にとって親しみやすいスペイン語
スペイン語はカッコイイ発音が人気ですが、実はこの発音の仕組みが日本語とよく似ているので、とても入門しやすい言語です。文法も英語と似ている部分が多く、かつ英語よりもシンプルです。動詞の活用を覚えるのにはそれなりの努力が要りますが、音楽やスポーツのような感覚でリズミカルな反復練習をすれば必ず習得できます。
海外実習
協定校
協定校のサラマンカ大学は、1218年に設立されたヨーロッパでも有数の由緒ある名門大学で、外国人向けスペイン語教育の分野でも非常に高い実績を誇る機関です。世界遺産にも登録された美しい旧市街をもつ古都サラマンカの街並みに、多くの留学生たちが魅了されてきました。留学生活のサポート体制も充実しているので安心です。
スペインでの暮らし
学生寮に滞在できるほか、ホームステイをすることも可能です。空き時間や休日にはホストファミリーと交流したり、現地の友人とバルやレストランで食事をしたり、市場で買い物をしたり、劇場や美術館に足を運んだり。そうした経験を通じてスペイン語の実力にみがきをかけ、スペイン文化への理解を深めることができます。
サラマンカの大聖堂と街並み
スペイン語とスペイン語圏の魅力
20か国が公用語とし、話者人口は6億人に達する
スペイン語は、スペインとラテンアメリカを中心に世界の20か国で公用語とされており、話者人口は約6億人にも達している、とても「使える」言語です。世界におけるその存在感と有用性は今後ますます高まっていくと言われています。スペイン語ができるようになれば自分の世界と可能性がどれだけ広がるか、想像するだけで心が躍るでしょう。
ペルーのマチュピチュ遺跡とリャマ
世界の人々を魅了するスペイン語圏の多彩な文化
スペイン語圏には、音楽、映画、美術、文学、スポーツ、料理、伝統行事やお祭りなど、世界中の人々を魅了している素晴らしい文化が豊富にあります。例えば料理。パエリアやタパスなどのスペイン料理はもちろん、メキシコ料理を彩る香辛料の奥深い世界や、アルゼンチンの豪快なアサード(バーベキュー)の文化なども、知れば知るほどやみつきになります。スペイン語圏は広くて深いので、夢中になれるものがきっと見つかるはずです。
メキシコ料理
学生インタビュー
インテンシブ・コース体験記
文学部 2024年度入学 田中南根亜さん
1年生前期の「入門」の授業で初めてスペイン語に触れました。発音の可愛らしさと美しさに魅力を感じ、スペイン語圏のカラフルで豊かな文化にも惹かれて、「どうせやるなら在学中に話せるようになりたい!」という思いから、スペイン語インテンシブ・コースの履修を決めました。
スペイン語インテンシブ・コースは授業が週6コマもあり大変ですが、そのぶん結束が深まりました。クラスメイトとは本当に仲が良く、全員で食事に行ったり休暇の計画を立てたりもしています。私だけ学部が違うのですが、全く気になりません。みんなおしゃべり好きで、積極的にスペイン語を使おうとする姿勢があるので、一人で上達するというより、みんなで一緒に上達していく感じです。この学び方が私にはとても合っています。少人数クラスなので、わからないことをその場ですぐに質問できるのもうれしいです。
私はまだ1年目ですが、SNSや動画のスペイン語コンテンツを理解できるようになってきて、自分の世界が広がっているのを実感しています。また、スペイン語を学ぶことで英語の感覚も掴めるようになり、言語学習の相乗効果にも驚いています。
今後、在学中に留学も経験して、将来はスペイン語を活かして日本とスペイン語圏の架け橋になりたいです。いまは特に大使館で働くことに憧れています。昔話や伝承などにも興味があり、スペイン語圏の妖怪の伝承を研究してみたいという夢もあります。